登録日本語教員とはに関する日本語教師転職記事MEDIA

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日付2024/03/18/

資格

登録日本語教員とは?資格の取得方法や国家資格化の背景について解説!

登録日本語教員って…日本語教師のこと? このような疑問にお答えします。 この記事では、『登録日本語教員』について解説していきます。 後半部分では「日本語教師の国家資格化の背景」や「登録日本語教員に関する注意点」について解説していますので、ぜひご覧くださいね。 【目次】 登録日本語教員とは? 登録日本語教員とは?どうやってなるの? 【登録日本語教員とは?取得条件1】日本語教員試験に合格 【登録日本語教員とは?取得条件2】実践研修を修了する 【登録日本語教員とは?取得条件3】文部科学省で登録する 登録日本語教員とは?誰でも受験できるの? 登録日本語教員とは?いつから施行される? 登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景 【登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景1】日本語教師の能力にばらつきがあるから 【登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景2】教育の質の確保のための仕組みが不十分だから 【登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景3】日本語学習者が多様化している 登録日本語教員とは?注意点について解説 【登録日本語教員とは?注意点1】文部科学省での登録が必要 【登録日本語教員とは?注意点2】待遇は変わらない 【登録日本語教員とは?注意点3】現役の日本語教師も必要 【登録日本語教員とは?注意点4】国家資格がなくても働ける日本語教育機関はある 登録日本語教員とは?日本語教師への転職を考えている方へ まとめ     登録日本語教員とは? 登録日本語教員とは、日本語教育機関で日本語を教えるための資質・能力を確認し、証明するための国家資格。簡単に言えば、日本語教師の国家資格となります。登録日本語教員は、文部科学省から認定を受けた「認定日本語教育機関」で働く際に必要な資格です。そのため、認定日本語教育機関での勤務を検討している方は、登録日本語教員の取得をご検討ください。なお、登録日本語教員に関する法律は、2023年5月26日に参議院本会議で可決・成立しました。具体的な運用は2024年4月からとなっております。したがって、2024年4月から国家資格になる予定です。     登録日本語教員とは?どうやってなるの? 登録日本語教員を取得するためには、「日本語教員試験に合格する」「実践研修を修了する」「文部科学省で登録する」という3つの要件をクリアしなければなりません。順番に解説していきます。   【登録日本語教員とは?取得条件1】日本語教員試験に合格 登録日本語教員を取得するためには、まずは「筆記試験の合格」が必要です。試験は「基礎試験」と「応用試験」の2種類。どちらの試験にも合格しなければなりません。ただし、登録日本語教員養成機関の実施する日本語教員養成課程を修了した方は、日本語教員試験の基礎試験が免除されます。したがって「応用試験」のみ受験となります。   【登録日本語教員とは?取得条件2】実践研修を修了する 登録日本語教員を取得するためには、認定日本語教育機関において実践研修を修了する必要があります。実践研修とは、実際に外国人に日本語を教える教育実習のことです。実践研修は、以下のいずれかに該当する者が受講することができます。 ①日本語教員試験の基礎試験に合格した者 ②登録日本語教員養成機関の養成課程を修了した又は修了見込みの者 なお、一定の要件を満たす場合には「実践研修」が免除されます。例えば「現職者のうち民間試験に合格した者(昭和62年4月1日~平成15年3月31日の間に実施された日本語教育能力検定試験に合格)」は実践研修が免除されます。詳しくは「日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは?資格の取得方法や第1回の試験予定、経過措置を解説」や「国家資格【登録日本語教員】と現職日本語教師のための経過措置の最新情報をお届け!」や「登録日本語教員の経過措置について」に記載しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。   【登録日本語教員とは?取得条件3】文部科学省で登録する 最後に、文部科学省で「登録日本語教員」の登録をすれば終了です。なお、登録日本語教員の登録申請は、令和6年度から随時整備されるウェブサイト「日本語教育機関認定法ポータル」を通じて行う予定です。詳しくは「文化庁のホームページ」をご覧ください。 ※登録日本語教員を取得するための方法について詳しく知りたい方は「【登録日本語教員】講習って?|国家資格化で現職日本語教師はどうなるの?」や「登録日本語教員になるには、どうしたらいいの?」をご覧ください。     登録日本語教員とは?誰でも受験できるの? 登録日本語教員の資格には、受験要件がありません。学歴や年齢だけでなく、国籍も不問です。つまり、所定の講座や試験をパスすれば、中卒・高卒・専門学校卒・短大卒でも登録日本語教員になれます。「日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは」でも同様のことを伝えております。     登録日本語教員とは?いつから施行される? 登録日本語教員に関する法律「日本語教育機関認定法」は、2024年4月から施行予定です。したがって登録日本語教員は、2024年4月から国家資格になる予定です。なお、日本語教育機関認定法とは、日本語教師の国家資格化に関する法律です。本法律の正式名称は、「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」になります。詳しくは「国家資格創設!登録日本語教員とは?【日本語教師になるための最新情報】」に記載しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。     登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景 なぜ日本語教師の資格は国家資格になったのでしょうか。ここでは「日本語教師の国家資格化の背景」についてご紹介していきます。   【登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景1】日本語教師の能力にばらつきがあるから 登録日本語教員が創設された背景の1つ目は『日本語教師の能力にばらつきがあるから』です。大学の「日本語教師養成課程」や民間の「日本語教師養成講座」は、教育内容とその質が必ずしも一定とは言えません。したがって、現在は日本語教師の能力にばらつきが出ていると考えられています。このような背景から、日本語教師の国家資格化が議論されるようになりました。日本語教師の資格が国家資格化されることで、教育基準が統一され、将来的には教育の質が向上するでしょう。「日本語教師の国家資格に関する最新情報!日本語教師を目指すなら今がチャンス」や「登録日本語教員について解説しているサイト」でも同様のことを伝えております。   【登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景2】教育の質の確保のための仕組みが不十分だから 登録日本語教員が創設された背景の2つ目は『教育の質の確保のための仕組みが不十分だから』です。近年、在留外国人が増加する中で、日本語教育について「教育の質の確保のための仕組み」が不十分であると指摘されています。このような背景から、日本語教育の質を確保するため、日本語教育機関認定法が可決・成立。そして、登録日本語教員が創設されました。   【登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景3】日本語学習者が多様化している 登録日本語教員が創設された背景の3つ目は『日本語学習者が多様化している』です。現在、国内においても「日本語学習者層」は拡大し、多様な学習者が現れてきています。そのため、多様な学習需要に対応した「日本語教育の展開」が強く求められています。このような背景から、日本語教師の国家資格化が議論されるようになったと考えられています。「登録日本語教員・公認日本語教師とは?国家資格化はいつから?」でも同様のことを伝えております。     登録日本語教員とは?注意点について解説 ここでは、「登録日本語教員に関する注意点」をご紹介します。   【登録日本語教員とは?注意点1】文部科学省での登録が必要 登録日本語教員を取得する際の注意点1つ目は『文部科学省での登録が必要』です。登録日本語教員の資格は、試験に合格すれば自動的に取得できるわけではありません。登録を完了させるためには、合格後に文部科学省での登録手続きが必要です。登録日本語教員の試験に合格した方は、文部科学省での登録を忘れずに行いましょう。   【登録日本語教員とは?注意点2】待遇は変わらない 登録日本語教員を取得する際の注意点2つ目は『待遇は変わらない』です。登録日本語教員は、日本語教育の質の向上を図るために創設された国家資格です。したがって、登録日本語教員を取得したからといって待遇が良くなるわけではありません。もちろん、日本語教育機関によっては、登録日本語教員の取得者に対して資格手当を出したり、昇給の条件にしたりする可能性はあります。しかしながら、基本的には資格の有無によって待遇は変わりませんので、ご注意くださいね。「【登録日本語教員】国家資格化で日本語教師はどうなる?最新情報を解説!」や「登録日本語教員(日本語教師の国家資格?)になるには」でも同様のことを伝えております。   【登録日本語教員とは?注意点3】現役の日本語教師も必要 登録日本語教員を取得する際の注意点3つ目は『現役の日本語教師も必要』です。認定日本語教育機関で教える日本語教師は、登録日本語教員の資格が必要です。つまり、現在、認定日本語教育機関で勤務中の日本語教師は、登録日本語教員を取得する必要があります。なお、前述した通り、現役の日本語教師には経過措置が設けられています。経過措置の対象となる場合、日本語教員試験や実践研修が免除されますので、必ずご確認くださいね。「登録日本語教員とは?現役日本語教師も対象の制度概要を解説!」や「日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは!」でも同様のことを伝えております。   【登録日本語教員とは?注意点4】国家資格がなくても働ける日本語教育機関はある 登録日本語教員を取得する際の注意点4つ目は『国家資格がなくても働ける日本語教育機関はある』です。登録日本語教員は、認定日本語教育機関で働くために必要な資格です。したがって、認定されてない日本語教育機関で働く場合には必要ありません。また、「海外就労」や「プライベートのレッスン」などの日本語教師に関しては、これまで通り「国家資格」は求められませんので、ご安心ください。「登録日本語教員について解説しているサイト」でも同様のことを伝えております。なお、認定日本語教育機関とは、一定の質が担保されたものとして文部科学大臣が認定した日本語教育機関です。詳しくは「文部科学省のホームページ」をご覧ください。     登録日本語教員とは?日本語教師への転職を考えている方へ 日本語教師への転職を考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。日本語教師への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは日本語教師に特化した転職支援サービスです。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。日本語教師への転職を希望する方は、ぜひ「会員登録」からご相談ください。教育業界での新たなキャリアに向け、一緒に歩んでいきましょう。     まとめ では、これまでの内容をまとめると 登録日本語教員とは? 登録日本語教員とは?どうやってなるの? 登録日本語教員とは?誰でも受験できるの? 登録日本語教員とは?いつから施行される? 登録日本語教員とは?日本語教師の国家資格化の背景 登録日本語教員とは?注意点について解説 登録日本語教員とは?日本語教師への転職を考えている方へ 以上になります。 最後まで読んでくださりありがとうございました。

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