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日付2024/07/29/

資格

日本語教師の国家資格化はいつから?登録日本語教員について解説

日本語教師の国家資格化が決定したって…本当? いつから始まるの? このような疑問にお答えします。 この記事では、日本語教師の国家資格『登録日本語教員』について解説していきます。後半部分では「日本語教師の国家資格化の背景」や「登録日本語教員の取得方法」について解説していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。 【目次】 日本語教師の国家資格化はいつから?2023年5月に日本語教育機関認定法が成立 日本語教師の国家資格化はいつから?2024年4月から施行 日本語教師の国家資格化はいつから?国家資格化の背景 日本語教師の国家資格化はいつから?登録日本語教員の取得方法 日本語教師の国家資格化はいつから?すぐに取得しないとダメなの? 日本語教師の国家資格化はいつから?経過措置について 日本語教師の国家資格化はいつから?誰でも受験できるの? 日本語教師の国家資格化はいつから?独学で取得できる? 日本語教師の国家資格化はいつから?勤務先が認定日本語教育機関でない場合は必要ない 日本語教師の国家資格化はいつから?日本語教師への転職を考えている方へ     日本語教師の国家資格化はいつから?2023年5月に日本語教育機関認定法が成立 2023年5月26日、日本語教師の国家資格化に関する項目が盛り込まれた法案「日本語教育機関認定法」が参議院本会議で可決・成立しました。これにより、2024年4月以降に国が認めた機関で日本語を教えるためには、国家資格となった「登録日本語教員」を取得する必要があります。そのため2024年4月以降は、日本語教育環境が大きく変化すると考えられています。「【2024年施行】登録日本語教員とは?現役日本語教師も対象の制度概要を解説!」や「日本語教師の国家資格に関する最新情報」でも同様のことを伝えております。     日本語教師の国家資格化はいつから?2024年4月から施行 上述した通り、2024年4月から日本語教師の国家資格化が正式にスタートしました。この新しい制度は、日本語教育の質を向上させることを目的としています。従来、日本語教師になるために特定の資格は必要とされていませんでした。そのため、様々なバックグラウンドを持つ人々が日本語を教えていました。しかし、近年、日本語学習者が多様化しているため、教育の質にばらつきが見られるようになりました。また、日本語を学ぶ外国人留学生が増える一方で、教える日本語教師が足りない状況が続いています。こうした問題が次第に注目され、日本語教師の国家資格化が議論されるようになりました。なお、日本語教師の国家資格の名称は「登録日本語教員」と言います。登録日本語教員については以下をご覧ください。   <登録日本語教員> 登録日本語教員とは、日本語教育機関で日本語を教えるための資質・能力を確認し、証明するための国家資格。簡単に言えば、日本語教師の国家資格です。登録日本語教員は、文部科学省から認定を受けた「認定日本語教育機関」で働く際に必要な資格。そのため、認定日本語教育機関での勤務を検討している方は、登録日本語教員の取得をご検討ください。     日本語教師の国家資格化はいつから?国家資格化の背景 なぜ日本語教師の資格は国家資格になったのでしょうか。ここでは「国家資格化の背景」について詳しく説明していきます。   【日本語教師の国家資格化はいつから?国家資格化の背景1】日本語学習者が多様化しているから 登録日本語教員が創設された背景の1つ目は『日本語学習者が多様化しているから』です。現在、国内においても「日本語学習者層」は拡大し、多様な学習者が現れてきています。そのため、多様な学習需要に対応した「日本語教育の展開」が強く求められています。このような背景から、日本語教師の国家資格化が議論されるようになったと考えられています。「4月新設の国家資格「登録日本語教員」日本語教育の現状はどう変わる?」や「日本語教師が国家資格化されるメリットとデメリットは?」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師の国家資格化はいつから?国家資格化の背景2】教育の質の確保のための仕組みが不十分だから 登録日本語教員が創設された背景の2つ目は『教育の質の確保のための仕組みが不十分だから』です。近年、在留外国人が増加する中で、日本語教育について「教育の質の確保のための仕組み」が不十分であると指摘されています。このような背景から、日本語教育の質を確保するため、日本語教育機関認定法が可決・成立しました。そして、登録日本語教員が創設されました。「日本語教師の仕事は今、大変革期!国家資格化でココが変わる」や「文化庁のホームページ」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師の国家資格化はいつから?国家資格化の背景3】日本語教師の能力にばらつきがあるから 登録日本語教員が創設された背景の3つ目は『日本語教師の能力にばらつきがあるから』です。大学の「日本語教師養成課程」や民間の「日本語教師養成講座」は、教育内容とその質が必ずしも一定とは言えません。したがって、現在は日本語教師の能力にばらつきが出ていると考えられています。このような背景から、日本語教師の国家資格化が議論されるようになりました。日本語教師の資格が国家資格化されることで、教育基準が統一され、将来的には教育の質が向上するでしょう。「登録日本語教員・公認日本語教師とは?国家資格化はいつから?最新情報」や「日本語教師が国家資格になる?概要と変更点を解説」でも同様のことを伝えています。     日本語教師の国家資格化はいつから?登録日本語教員の取得方法 続きましては、「登録日本語教員の取得方法」をご紹介します。登録日本語教員を取得するためには、「日本語教員試験に合格する」「実践研修を修了する」「文部科学省に登録を申請する」という3つの要件をクリアしなければなりません。順番に解説していきます。   【日本語教師の国家資格化はいつから?登録日本語教員の取得方法1】日本語教員試験に合格 日本語教員試験は、2024年(令和6年)4月1日から導入される日本語教師の国家資格「登録日本語教員」の取得に必要な試験です。登録日本語教員を取得するためには、まず「日本語教員試験」に合格する必要があります。日本語教員試験には「基礎試験」と「応用試験」の2種類があり、どちらの試験にも合格する必要があります。ただし、登録日本語教員養成機関の実施する日本語教員養成課程を修了した方は、日本語教員試験の基礎試験が免除されます。したがって「応用試験」のみ受験となります。   【日本語教師の国家資格化はいつから?登録日本語教員の取得方法2】実践研修を修了する 登録日本語教員を取得するためには、認定日本語教育機関において実践研修を修了する必要があります。実践研修とは、実際に外国人に日本語を教える教育実習のことです。実践研修は、以下のいずれかに該当する者が受講することができます。 ①日本語教員試験の基礎試験に合格した者 ②登録日本語教員養成機関の養成課程を修了した又は修了見込みの者 なお、一定の要件を満たす場合には「実践研修」が免除されます。例えば「現職者のうち民間試験に合格した者(昭和62年4月1日~平成15年3月31日の間に実施された日本語教育能力検定試験に合格)」は実践研修が免除されます。詳しくは「登録できるのは、いつから?国家資格「登録日本語教員」の最新スケジュールを徹底解説!」や「【登録日本語教員】日本語教師の国家資格取得ルートや経過措置の最新情報を解説!」をご覧ください。   【日本語教師の国家資格化はいつから?登録日本語教員の取得方法3】文部科学省に登録を申請する 最後に、文部科学省で「登録日本語教員」の登録をすれば終了です。なお、登録日本語教員の登録申請は、令和6年度から随時整備されるウェブサイト「日本語教育機関認定法ポータル」を通じて行う予定です。詳しくは「文化庁のホームページ」をご覧ください。   ※登録日本語教員の取得方法について詳しく知りたい方は「日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは?取得方法や注意点を紹介!」や「日本語教師の国家資格化が決定!登録日本語教員の制度と現状の検討案について解説!」をご覧ください。     日本語教師の国家資格化はいつから?すぐに取得しないとダメなの? 日本語教師の国家資格「登録日本語教員」が必要になるのは、2024年4月からです。ただし、移行期間が2029年度末まで設定されています。したがって、2029年3月31日までは「登録日本語教員」の資格がなくても働くことが可能です。2024年4月から直ちに「登録日本語教員」が必要になるわけではないため、ご注意くださいね。「国家資格・登録日本語教員の創設で現職の日本語教師はどうなる?資格取得の経過措置・移行期間を徹底解説!」でも同様のことを伝えています。     日本語教師の国家資格化はいつから?経過措置について 登録日本語教員は新設された資格であるため、過去に日本語教育を学び、日本語教員としての経験がある方に対しては、試験や研修の一部を免除する「経過措置」が設けられています。したがって、経過措置の対象者は、通常ルートよりも少ないステップで資格を取得できます。この経過措置は2029年3月31日に終了しますので、それまでに手続きと受験を行ってくださいね。登録日本語教員の経過措置について詳しく知りたい方は「日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは?資格の取得方法や第1回の試験予定、経過措置を解説!」や「日本語教師の国家資格【登録日本語教員】と現職者向け経過措置の最新情報をお届け!」をご覧ください。 ※経過措置とは、法律が改正される際に、新しい法律への移行中や移行後に生じる不利益や不都合を最小限に抑えるために設けられる一時的な措置のことです。     日本語教師の国家資格化はいつから?誰でも受験できるの? 登録日本語教員の資格には、「受験要件」がありません。学歴や年齢だけでなく、国籍も不問です。つまり、所定の講座や試験をパスすれば、中卒・高卒・専門学校卒・短大卒でも登録日本語教員になれます。詳しくは「【登録日本語教員】2024年・第1回試験日決定!」をご覧ください。     日本語教師の国家資格化はいつから?独学で取得できる? 日本語教師の国家資格である「登録日本語教員」は、独学でも取得できます。ただし、独学で日本語教員試験に合格した後、別途、登録実践研修機関で実践研修(実習)を行うことが必須となりますので、ご注意くださいね。日本語教員試験は事前に学習計画を立て、教科書やオンラインの学習リソースを活用することで、しっかりと試験に備えることができます。また、現在、文部科学省の公式サイトで「令和6年度日本語教員試験の出題内容及びサンプル問題」が公開されています。試験対策を万全にするためには、最新の出題内容とサンプル問題をチェックすることが重要です。したがって、令和6年度の日本語教員試験を受験する方は、出題内容とサンプル問題を必ずチェックしてください。公式サイトに掲載されている出題内容やサンプル問題を利用して、試験の形式や傾向を把握し、自分の弱点を補強しましょう。日本語教員試験の出題内容とサンプル問題については「文部科学省の公式サイト」をご覧ください。     日本語教師の国家資格化はいつから?勤務先が認定日本語教育機関でない場合は必要ない 勤務先が「認定日本語教育機関」でない場合、「登録日本語教員」は必要ありません。したがって、現在の勤務先が認定を受けていないのであれば、「登録日本語教員」を取得する必要はありません。ただし、将来的に認定日本語教育機関で働くことを検討している方には、「登録日本語教員」の取得をおすすめします。将来的にキャリアを広げたい場合や、より専門的な知識を深めたいと考えている場合には、「登録日本語教員」の資格を取得することが有利になるかもしれません。資格を取得することで、認定日本語教育機関での就職や昇進の機会が広がるでしょう。「【2024年最新版】国家資格「登録日本語教員」になるには?」や「日本語教師が国家資格に!国家資格を持つ日本語教師として活躍するためには?」でも同様のことを伝えています。     日本語教師の国家資格化はいつから?日本語教師への転職を考えている方へ 日本語教師への転職を考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。日本語教師への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは日本語教師に特化した転職支援サービスです。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。日本語教師への転職を希望する方は、ぜひ「会員登録」からご相談ください。教育業界での新たなキャリアに向け、一緒に歩んでいきましょう。

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