給料に関する日本語教師転職記事MEDIA

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日付2022/07/12/

キャリアアップ

日本語教師の仕事の給料って?年収や給料をあげるコツも徹底紹介!

グローバル化や日本のアニメ、漫画の影響で日本語を学びたいと考えている外国人も多くいます。そのため、日本語教師の就職する需要は増えていきます。日本人の中には日本語教師として仕事したいと考えている人もいるでしょう。そこで気になるのが、日本語教師の仕事の給料ですよね。今回の記事では日本語教師の仕事の給料と給料を上げるコツを徹底紹介していきます。日本語教師として将来仕事をしたい人は、ぜひ参考にしてください。 日本語教師の仕事の給料 まずは日本語教師の仕事の給料を紹介していきます。 日本語教師として就職する言っても、日本で仕事するか、海外で仕事するかで基本給は変わってきますし、勤務形態によっても変化します。本記事では『キャリアガーデン 日本語教師の給料・年収』、『日本語教師の収入っていくら?【現役教師76人に聞いてみた】』を参考にし、日本語教師の仕事の給料を詳しく紹介していきます。 日本で働く日本語教師の給料 まずは日本で仕事する日本語教師の給料を紹介します。 『キャリアガーデン 日本語教師の給料・年収』によると日本語教師の平均年収は380万円前後です。しかし、この金額は勤務形態や勤務する学校、企業によっても変わってきます。専任講師として仕事をした方が非常勤講師よりは稼げますし、大手の企業で日本語コースの講師として雇ってもらえれば、基本給も上げることができるでしょう。 海外で働く日本語教師の給料 次に海外で仕事する日本語教師の給料を紹介します。 『日本語教師の収入っていくら?【現役教師76人に聞いてみた】』によると海外で仕事する日本語教師の平均年収は218万円です。海外で仕事をしている日本語教師の基本給は、その国の経済状況によっても変わってきます。所得水準が低い国で仕事をすると、基本給も低くなります。しかし、そういった国は物価も安いので、給料が低くても生活に困ることはないでしょう。 日本で働く専任講師の給料 日本で仕事する専任講師の平均年収は、330万円です。専任講師は日本語教師の中でも、就職すると基本給を多くもらえます。しかし、その分授業以外にも生徒のクラスの管理や進路指導などをしなければなりません。就職したときの給料は多くなりますが、その分負担も増えます。学校の先生全般に言えることですが、先生の仕事量と基本給が見合っていないと、よく言われます。勤務する学校によっても変わってきますので、勤務先を選ぶ際は基本給の金額などもチェックしておきましょう。 日本で働く非常勤講師の給料 日本で仕事する非常勤講師の平均給料は145万円です。時給にすると約2000円程度となります。始めたのころは1コマ当たり1,800円から始める日本語学校が多いようです。経験や実績を積んでいくことで基本給を上げることができます。非常勤から専任講師にステップアップすることも可能です。また、国内公立の小中学校の非常勤講師は、全体の16.1%と言われています。非常勤講師は他の学校の仕事をする必要がなく、授業や授業の準備に集中できますが、学校が休みになったりすると授業もなくなるので収入が途絶えてしまうリスクもあります。   フリーランス日本語教師の給料 フリーランスの平均時給は3,894円です。フリーランスは非常勤講師と比較しても、時給がかなり高くなります。フリーランスとして仕事する場合は、日本語を教える知識や経験なども、もちろん必要になりますが、生徒から好かれる人柄も大事になってきます。フリーランスが安定的に稼いでいくためにも生徒を集めなければなりません。他の日本語教師との競争が厳しくなりますが、人気講師になるとかなり稼げるようになりますよ。 日本語教師の給料の傾向 日本語を教える教師の給料の傾向について紹介していきます。 日本教師として就職するのが不安な方でも、これから紹介する内容を熟読することで、前向きに行動できるでしょう。 日本語教師の給料は上昇傾向 外国人の日本語学習の需要の高まりもあり、就職したときの基本給は上昇傾向にあります。『日本語教師の給料とは?給料アップの方法や日本語教師の実情も紹介』によると東京近郊の1コマあたりの平均単価は2013年で1,568円だったのが、2017年には1,780円まで上昇しているようです。またグローバル化に伴い、外国人を積極的に採用している企業も増加しています。外国人向けの日本語研修を行っている企業を多いです。そのため日本語を教える教師の需要はますます高まり、それに伴って就職時の基本給もさらに高くなっていくと予想されます。   求人サイトに掲載している日本語教師の仕事の給料 次に求人サイトに掲載されている、日本語を教える教師の仕事の給料を見ていきましょう。日本語教師の給料は、勤務年数や資格の有無で大きく変化します。ここからは、具体的に給料を確認しましょう。 求人サイトでは正社員が300万円〜450万円程度 『求人ボックス』には正社員としての就職で、300万円~450万円で募集している求人が多かったです。高いもので650万円の求人もありました。月収だと20万円~30万円が多かったです。アルバイトや契約社員の場合は時給が1800円程度が多かったですが、求人によっては正社員と同等のものもありました。正社員の採用条件には勤務経験が3年以上や資格取得者などの制限もありました。   実際に仕事して給料をもらう日本語教師の声  それでは実際に仕事をして給料をもらっている日本語教師の声を聞いてみましょう。 『【職種】日本語教師が明かす仕事の本音』では日本語教師として働いている人の多くが年収300万円未満か300万円~400万円のようです。 『日本語教師のリアルな収入「私こんな風に稼ぎました」』でも月給は20万円弱としています。そして多くの人が給料に不満を持っています。やはり、授業の準備や添削などの時間を含めると時給はかなり低くなるようです。しかし、ほとんどの人が日本語教師という仕事にやりがいを感じているのも事実です。生徒の成長が実感できたり生徒とコミュニケーションを取ったりすることがとても楽しいようです。 日本語教師の仕事で給料を上げるコツ 本文:次に日本語教師の仕事で給料を上げるコツを紹介していきます。上記では日本語教師の給料の実態を紹介していきましたが、少ないと感じた人もいるはずです。日本語教師として仕事したり就職したりしたいけど、金銭面で苦労したくないと思っている人もいるでしょう。そこで日本語教師の仕事で給料を上げるコツを紹介しますので参考にしてください。 正社員として働く 本文:まず日本語教師として就職し、給料を上げたいなら正社員として仕事をしましょう。『資格Times』でも日本語教師の最低給与を月給20万円としています。正社員だと給料も上がり、安定的に稼げますが、その分授業以外にもクラスの管理などの仕事をしなければなりません。自分が仕事量と給料のどちらを重要視しているかを明確にしましょう。正社員として仕事をし、スキルや経験を積んでいくことで給料も上がっていきます。また、ボーナスや賞与、福利厚生がしっかりとしている学校や企業で仕事することで生活しやすくなるでしょう。 賃金水準の高い国で働く 日本語教師の給料を上げるコツとして、賃金水準が高い国で仕事する方法もあります。語学に自信がある人は海外で仕事することを考えてみてください。『資格Times』でも紹介されていますが、給料はその国によって変わります。平均賃金水準と同等の給料をもらえるため、生活に困ることはなくなるでしょう。さらに海外の大学で仕事をすると、かなり待遇をよくしてもらえます。賃金水準の高い国で仕事することで給料を上げられますよ。 企業や団体から大きな仕事を受ける 日本語教師の給料を上げたいなら、企業や団体から大きな仕事を受けましょう。最近では外国人社員向けに日本語研修を行っている企業もありますので、仕事を受けるチャンスはあります。しかし、企業や団体から仕事を受けるには、それなりの経験や実績が必要になってきます。企業や団体から大きな仕事を受けるためにもスキルを磨き、実績を積んでいきましょう。『日本語教師の平均年収』で日本語教師が仕事をしている企業や団体が紹介されていますので参考にしてください。 副業を始める 日本語教師の給料を上げるために副業を始めましょう。日本語を教える教師として、オンラインスクールなどで副業をするのも良いですし、プログラミングや動画編集などのスキルを身に付けて副業にするのでも良いでしょう。別のスキルを身に付けておいた方が将来的にも安心できますよ。『日本語教師の給料/年収の実態【2021年版】220名の現役日本語教師に聞いてみた!』でも紹介されていますが、日本語を教える教師という仕事の仕方に縛られず、多様な仕事することで給料をアップできます。   経験を重ねる 日本語教師の給料をアップさせるためには経験を重ねることが大切です。上記でも述べたように正社員として就職する際の求人にも、応募条件に経験年数を設定しているものもあります。また、専任講師から主任講師にステップアップするためにも実務経験が3年必要などの条件もあります。『Brushup学び』にも主任講師について紹介されていますので、参考にしてください。 国内の大学で勤務する 国内の大学で勤務することで日本語教師の給料を上げられます。『スタディサプリ』によると、日本語学校などの他の教育機関と比較して、国内の大学で勤務すると給料が高い傾向にあるとされています。非常勤講師として仕事する場合でも1コマあたりの給料が高いです。専任講師として就職すると、さらに高くなります。しかし、専任講師の採用枠は少ないですし、採用条件も厳しいです。それでも、大学で勤務すると給料アップが期待できますよ。 日本語教師の仕事で給料に関する注意点  日本語教師の仕事で給料に関する注意点を紹介していきます。これから紹介する注意点を理解しておかないと、日本語を教える教師になったとき、想像していたことと実際のギャップに悩む可能性もあります。ですので、注意点をしっかりと理解しましょう。 地域によっては相場より低い可能性がある 日本語教師の給料は地域によって変わります。一般的に日本語学校が多い東京は給料が高いとされています。しかし、地域によっては相場よりも低い可能性があります。上記でも紹介しましたが、日本語教師の最初のころの月給の相場は20万円程度です。日本語教師として就職し、仕事をするなら、自分の地域の給料がどのくらいなのか調べるようにしましょう。   日本語教師未経験は大卒初任給程度  日本語教師未経験として就職すると、大卒初任給程度です。未経験なのでこれは仕方がないですね。もちろん、経験や実績を積んでいくことで給料はアップしますので安心してください。また、日本語教師の給料も年々増加しています。給料アップのためにも日本語教師としてキャリアップしていくことが大切です。   新型コロナウイルスの影響にも気を付ける 日本語教師として海外で仕事をしたい人は新型コロナウイルスの影響にも気をつけましょう。日本は新型コロナウイルスの感染者もかなり落ち着いてきましたが、海外ではまだ感染者が拡大している国も多いです。また、国内でも新型コロナウイルスによって、業績が悪化した団体は常勤講師を雇うことにリスクを感じるようになりました。そのため、非常勤講師を雇う団体も増えています。非常勤講師だと、給料もアップしにくいのです。これから日本語を教える教師になろうとしている人は新型コロナウイルスの影響も気にするようにしましょう。 まとめ  今回の記事では日本語教師の仕事の給料と給料を上げるコツを徹底紹介しました。日本語教師の需要は高くなり、今後も需要はますます増えていくでしょう。今の日本語教師の給料は決して高くはありません。しかし、実際に仕事をしている人の多くが、日本語を教える教師という仕事にやりがいを感じています。日本語教師はとても魅力ある仕事ですので、興味がある人は日本語教師を目指してはいかがですか。  

日付2022/02/08/

疑問

日本語教師の仕事とは?給料が安い?働き方から平均年収まで徹底解説!

  日本語教師の仕事 日本に暮らす外国人も増え、生活の中で外国の方と接する機会も増えた昨今、日本語教師のお仕事に興味を持っている方もいるかと思います。しかし中には、「日本語教師の給料は安い」というお話を耳にしたこともある方もいるのではないでしょうか。「専門的な知識と、英語などの語学力が要求される場合もあるお仕事なのに、給料が安いなんて本当?」と思ってしまいますよね。ここでは、日本語教師の主な仕事内容と、「給料が安い」と言われるが実態はどうなのか、解説していきます。 日本語教師の仕事 まず、そもそも日本語教師の仕事とはどのようなものなのでしょうか?ここでは主な仕事内容と、働き方について解説します。 主な仕事内容 日本語教師のメインの仕事とはもちろん、外国人など、日本語を母語としない方に日本語を教えることです。国内外のスクールなどで、日本語の文法や発音、読み書き、会話を教える仕事ですね。 もちろん、ただ言葉を教えるだけではありません。日本語を勉強する生徒のバックグラウンドは様々ですが、日本に興味のある方や日本で生活する予定の方に指導をする場合が多くなるでしょう。それをふまえると、日本語だけではなく、幅広く日本のことを伝えることができれば良いですよね。例えば私たちが英語を勉強する時にも、英語圏の国の文化や生活、歴史などもふまえて学ぶことで、より関心が高まって学習意欲が向上したり、学習内容が定着しやすかったりしますよね。それと同じように日本語教師は、言葉だけでなく日本の文化や歴史、マナーなどを伝える仕事でもあります。 日本語を教える仕事である以上、主な仕事は「授業」ということになります。ですが、授業だけが日本語教師のお仕事という訳ではありません。当たり前のことですが、よい授業をするためには、相応の準備が必要になります。資料を用意したり、例文や練習問題を考えたり、より良い授業になるよう、入念な準備をしてから授業にのぞみます。また、授業外で生徒の質問に対応したり、テストや宿題のチェックをしたりといった仕事に加え、生徒の進路や悩みの相談に乗ったり、学校に雇われている場合には学校運営に携わる場合もあります。この辺りは、小中学校や高等学校の先生の仕事をイメージするとよいかもしれませんね。 日本語教師の仕事はきつい、という声もあるようです。日本語教師の詳しい仕事内容については、資格情報サイトを参照するとよいでしょう。     働き方(常勤・非常勤) 日本語教師の主な仕事は「授業」とその準備や授業外での対応、ということになりますが、働き方によって仕事内容は異なります。 日本語教師には、常勤の教師、非常勤の教師、派遣、フリーランスといった雇用形態があります。常勤の教師というのは、いわば「正社員」です。学校側と雇用契約を結び、月給制でお給料が支払われます。教師として日本語を教える仕事だけでなく、学校運営や教室運営など、授業外の仕事も任される場合が多く、より様々な仕事をこなす必要が生じます。 大学等での非常勤講師は、いわば「アルバイト」や「パート」に近い働き方と言えるでしょう。「1コマ〇〇円」というように、コマ単位や時間単位でお給料が支払われます。教室運営など、授業外のことに携わる機会は少ないようですが、それでも授業の準備や提出物のチェック等、授業に関わる仕事は全般的にこなす必要があります。 派遣の仕事は、一般企業に派遣されて、その企業で働く外国人に日本語を指導する、といったお仕事です。一般企業での指導となれば、教える側にも一定のビジネススキルが必要だったり、教える内容がビジネス用語をはじめとする高度な日本語だったりします。求められるスキルや授業内容のレベルが高い場合があるため、一定のキャリアが必要になるでしょう。 フリーランスの日本語教師は、もちろん企業に雇われるのではなく、自分でお仕事をし、直接報酬をもらう仕事です。教師としての仕事の場は様々ですが、自宅やオンラインでレッスンをしたり、カフェなど外部の場所を借りて指導したり、といった場合が多いようです。お仕事がなければもちろんお給料はないので、非常勤や常勤の教師として十分な経験を積んでからフリーランスとして働く方が多いようです。 日本語教師の仕事には、人によって様々な働き方があります。現役の日本語教師の方が投稿している口コミサイトや、ベテラン日本語教師のコラムなどを参考にしてみるのもいいでしょう。 日本語教師の給料は安いのか? ここまで、日本語教師の主な仕事内容について解説してきました。そんな日本語教師ですが、ずばり、お給料は安いという話は本当なのでしょうか?結論から言えば、「安い」と言わざるを得ないようです。 平均年収 まずは、日本語教師の年収についてご紹介します。こちらは常勤と非常勤の二種類をご紹介します。 日本語教師の情報サイトや年収情報サイトなどを参考にしたところ、常勤の日本語教師の平均年収はおよそ350万円程度です。学校によって異なるようですが、国内の学校で雇われる常勤講師の場合には、およそ300万円~400万円と考えてよいでしょう。日本人の平均年収に比較すれば「安い」と言える額でしょう。 常勤の教師の中でも、国内の大学で雇用される場合には、比較的高い収入が見込めるようです。とは言え、大学の常勤教師として雇用されるためには、学士だけではなく、修士や博士の学位が必須となる場合がほとんどのため、ハードルは高いと言えます。学生の方は特に、大学選びも重要になってくるかもしれません。進学情報サイトでは、日本語教師になるためにおすすめの大学なども紹介されています。 非常勤の場合には賞与等がなくなるため、さらに低くなります。非常勤の日本語教師の平均年収はおよそ150万円~200万円程度のようです。中には50万円に届かない方もいるようですね。つまり、非常勤の日本語教師の場合は、かけもちで複数の授業を担当するか、他のアルバイト等と合わせて収入を維持する必要があるということです。高度なスキルや資格を持っていても、経験が浅い場合は非常勤講師からはじめ、キャリアを積んで常勤のポストを目指す、という方が多いようです。   海外の常勤日本語教師の収入 国内と海外で、日本語教師の収入には若干の差があります。海外での常勤の日本語教師の求人は、東アジアと東南アジアが多いようです。反対に、欧米圏での求人は少なく、求められるキャリアや学歴など、ハードルが上がるとされています。 海外の常勤日本語教師の収入は、年収に換算するとおよそ150万円~200万円程度とされ、同じ常勤でも日本国内で働く場合よりも低くなる傾向にあるようです。とはいえ、日本より物価が低い土地も多いため、日本での暮らしよりも楽な場合も多いようです。少なくともその国での暮らしには困らない程度の収入は得られるようですね。 国内と海外の待遇の違いについても、日本語教師を養成する学校の情報を参考にするとよいでしょう。   1コマあたりのお給料の相場 ここでは、非常勤講師の収入のベースとなる、授業1コマあたりのお給料の相場についてご紹介します。 1コマ45分の授業とした場合、平均でおよそ1500円~2000円程度とされています。時給に換算するとおよそ2000円~2500円ほどと、一般的なアルバイトに比べるとかなり高いと言えるでしょう。 しかし、非常勤講師の受け持つコマ数は人によって異なり、数が少なければもちろん収入は限られます。例えば、1コマ2000円で1日4コマ授業をし、それが週に3日あったとすると、月収は2000(円)×4(コマ)×3(日)×4(週)=96000円となります。とても生活できる額ではありませんよね。やはり先ほどもお伝えしたように、複数の非常勤先をかけもちしたり、他のアルバイトで補ったりといった仕方で生活している人が多いようです。 非常勤の厳しい事情として、大学の夏休みなど、生徒に授業がない期間は収入もない、ということがあります。また準備等、授業外での労働時間を含めると、実働時間が1コマあたりの給料に見合わない、という不満も見られるようです。加えて、非常勤の仕事は常勤とは異なり福利厚生なども整っていない場合もあるため、そのあたりも不安なポイントではあります。     総評:日本語教師の給料は安い 総評として、日本語教師の給料は「安い」と言わざるを得ないでしょう。国内で常勤の場合でも350万円程度と、日本人の平均年収に比しても高いとは言えず、コマ数の限定された非常勤講師の場合には複数の収入源を確保する必要があります。また、現役の日本語教師へのアンケート結果によれば、 もちろん、収入は国や雇用先によって異なる部分が大きく、当人のスキルやキャリアにも大きく左右されます。一概には言えませんが、特にキャリアの浅いうちは収入面で苦労する場合が多いと言えるでしょう。日本語教育のプロによる記事や、日本語教師を養成する学校の情報ものぞいてみるのをおすすめします。   まとめ 日本語教師の仕事とお給料について解説してきました。 日本語教師の仕事は授業だけではなく、その準備やテスト・宿題のチェックなどに加え、学校や教室運営など、意外と多岐にわたっていることがお分かりいただけたかと思います。その仕事内容は働き方や雇用形態にも左右されるため、一概には言えませんが、授業だけできればいい、というものではありません。 また収入面については、日本語教師のお給料は安い、と言わざるを得ないようです。特に非常勤の場合はそれだけで生活していくのが難しい額の収入しか見込めません。自分のスキルの向上やキャリアアップ、働く場所など、安定した収入を得るためには検討しないといけないことが沢山あります。自分に合った働き方や、自分の目指すキャリアを視野に入れて検討すると良いでしょう。  

日付2022/02/08/

疑問

日本語教師の気になる仕事内容は?給料や年収についても解説!

日本語教師の仕事に興味を持っている方、また日本語教師を目指そうと考えている方の中には日本語教師の仕事内容はどんな感じなのか、日本語教師の仕事をしながら生活していく上でお給料がいくらくらいなのかと気になる方は多いのではないでしょうか。 そこで今回は日本語教師の具体的な仕事内容や、気になるお給料・年収・収入について解説していきます。日本語教師の仕事に興味はあるけど仕事のイメージがしづらい、日本語教師のお給料で食べていけるのかと不安に感じているかたは、ぜひ参考になさってください。   日本語教師の仕事内容・働き方 日本語教師の仕事は日本語を教えるというイメージはあると思いますが、具体的にどのような仕事内容なのかよく把握できていないという方も多いと思います。また日本語教師の仕事と一言で言っても勤務形態とその働き方はさまざまです。ではさっそく日本語教師の仕事内容と働き方を見ていきましょう。   日本語教師の主な仕事内容 日本語教師の仕事は、日本語を母国語としない海外からの留学生や外国人を対象に日本語を教えることです。主に日本語学校に勤務しますが、複数人の生徒に対して教える集団指導とマンツーマンで指導する個別指導の2種類があります。 日本語教師の仕事は日本語の読み書きや文法、日本語会話を教えるだけでなく、文化や歴史、日本の習慣や価値観を教えるのも大切な仕事です。 生徒一人一人の国籍や現在の日本語レベル、学習目的に合わせて授業内容の計画を立てたり、生徒のカウンセリングを行ったりと、日本語教師の仕事内容は幅広く多岐にわたります。日本語教師の仕事はいろいろな国籍の生徒と関わりあえ、日本語学習の手助けができるやりがいのある仕事といえるでしょう。 日本語教師が語る「honne.biz 日本語教師が明かす仕事の本音」は、さまざまな日本語教師の仕事に対してのリアルな意見やお給料についてまとめてあるので参考になさってください。   日本語教師の働き方 日本語教師の一番身近な働き方である日本国内の日本語学校で働く場合、「常勤」か「非常勤」の二種類の働き方があります。常勤の講師である専任講師は正社員として雇用されます。専任講師は固定給で安定した給与が保証され福利厚生などの待遇が整っていることが多いです。 しかし専任講師の場合、カリキュラム作成、授業の準備、生活・進路指導など多岐にわたる業務内容をこなす必要があり、給料に対して仕事量が多いと感じることがあるかもしれません。 一方、非常勤講師は一つの授業を一コマとしてコマ数に応じた給料体系でパートやアルバイトのような働き方に近い形です。安定した収入は得られませんが、未経験から始められフレキシブルな働き方ができるので、主婦業と日本語教師の仕事を両立しながら働くことができます。 授業を教えることに専念したいというかたにも非常勤講師はおすすめの働き方です。 最近ではオンラインで日本語を教えるという働き方も増えています。自分の理想とするライフスタイルに合わせて働けるのも日本語教師の仕事の魅力の一つと言えるでしょう。現役のプロの日本語教師が語る日本語教師の給料事情と働き方も参考になるので目を通してみてはいかがでしょうか。   日本語教師の就職事情 日本語教師の仕事をするにあたり、どんな場所で就職するのか気になるのではないでしょうか。日本語教師の仕事をするのに教員免許は必要ありません。いくつかの条件のうち一つを満たしていれば日本語教師として働くことができます。ユーキャンなどの通信講座をうけながら日本語教育能力試験に独学で合格を目指し日本語教師の仕事に就く方も多いです。 日本語教師の就職先はさまざまな場所がありますが、代表的な場所として民間の日本語学校が挙げられます。日本語学校には日本の大学・専門学校に進学のため、またビジネス会話習得目的などさまざまな目的を持った外国人が通っているので、それぞれに応じた授業の進め方を考えたり幅広い知識が必要です。 日本語教師の就職先は日本語学校以外にも、大学などの教育機関で日本語の教育に携わることができます また日本語教師の就職先として日本国内だけでなく海外で就職するという道も候補の一つです。海外の日本語学校で働く場合、日本語教材が手に入りづらく、教材を用意したり授業内容を作成するのに何時間もかける苦労があるかもしれません。しかし海外での就職は国内で就職するよりも比較的採用されやすく仕事が見つけやすい傾向があります。 他にも日本語教師の活躍の場として自治体が開催する日本語教室でボランティアとして日本語を教えることもできます。個人事業としてプライベートレッスンをおこなったり、日本語教室を開いて活躍するフリーランスで仕事をする日本語教師もいたりと働き方はさまざまです。最近では日本語教師は人手不足の状態が続いており、売り手市場と言えるようです。   日本語教師の給料や年収は   日本語教師の仕事内容が把握できたところで、次に気になるのは日本語教師の給料や平均年収ではないでしょうか。日本語教師の給料・平均年収はいったいどれくらいなのでしょうか。 220名の現役日本語教師に給料についてアンケートをとった結果を集計した円グラフをもとに見てみましょう   ・非常勤の場合 まず最初に非常勤講師の給料を見ていきましょう。 非常勤の日本語教師の場合、時給制または授業一コマごとに給料がもらえます。授業一コマあたりの給料の単価は約1,500〜2,000円が平均で、一コマ45分としたとき平均コマ給は1950円という計算になります。   引用:https://japanese-bank.com/work-tips/japanese-teacher-salary/   非常勤教師の平均年収は51万〜100万円程度で、日本語教師の非常勤の仕事の給料だけで生計を立てるのは難しく不安があるかもしれません。非常勤教師の場合パートやアルバイトとして働き給料を得る人が多く、夫の扶養内で働きたい主婦の方、また他のアルバイトと掛け持ちをしている人が多いです。   ・常勤の場合 続いて常勤の日本語教師の給料を見てみましょう。常勤の日本語教師の場合、平均年収はおよそ300〜400万円とされています。   引用:https://japanese-bank.com/work-tips/japanese-teacher-salary/   アンケート結果では年収251〜300万円の人の割合が最も多く、続いて301〜350万円の人で合わせて全体の60%を占めています。全体で見ると年収が300万円を超えている専任教師は全体の60%いるという結果がでているので、地域や雇用先で差がありますが専任教師の年収は300万円はもらえる場合が多いでしょう。 SenSeeMedia 日本語教師のリアルな収入「私こんな風に稼ぎました」は実際に日本語教師の専任講師と非常勤講師の仕事経験のあるかたがお給料についてまとめた記事です。より具体的にお給料や仕事について理解できるでしょう。   日本語教師として年収・キャリアアップするには   日本語教師の仕事で生計を立てていきたい場合、キャリアアップし給料を上げることを目指すかたは多いと思います。日本語教師として年収・キャリアアップするにはどうしたら良いのでしょうか。   ・経験を積む 日本語学校の日本語教師は勤続年数によって常勤、非常勤にかかわらず給料が上がっていきます。専任教師の場合、平均年収は1年未満で300万円程ですが勤続年数5〜10年だと給料は400万円程にアップします。 また非常勤講師の場合、平均コマ時給は1年未満で1650円程ですが、勤続年数10年以上だと2500円程というデータがでています。 ・主任教員を目指す 日本語教師としてキャリアアップを目指すには経験を積んで日本語学校の専任講師から主任教員または大学で専任講師になるのが一般的なキャリアアップの方法です。 日本語学校を設立するのに主任教員がいなければ設立することはできません。 主任教員になるには専任講師として3年以上の経験を積むことが条件とされています。 ・大学の専任講師になる 大学の専任講師になるには大学院を卒業し修士以上の学歴が必要となっている場合がほとんどです。大学院に行くには時間と学費が必要です。大学卒業後すぐに修士課程に進むのもいいですが、日本語教師の仕事と並行して大学院へ進学し、日本語教師としてキャリアアップするのも選択肢の一でしょう。 ・海外で就職する 海外で日本語教師として働くのも日本語教師としてキャリアアップする方法の一つです。国によっては日本語教師が不足しており、海外で就職したほうが高待遇で働けるケースもあります。海外で働く場合の給料は国や勤務先によって異なりますが、その国での生活に困らない程度の給料とされている場合が多いです。   終わりに いかがでしたか。今回は日本語教師の仕事内容や給料について解説しました。日本語教師の需要は日本語に興味を持つ外国人の増加に伴い高まっています。気になるお給料も、キャリアアップしながら給料を上げていけることがわかりました。専任教師、非常勤教師と働き方もさまざまで、日本国内だけでなく海外で働くチャンスもあり活躍の場を広げられるでしょう。日本語教師の仕事に興味をもたれているかたは本格的に日本語教師の道を目指してみてはいかがでしょうか。

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