日本語教師に関する日本語教師転職記事MEDIA

48件中 11〜20件を表示

日付2023/11/21/

未経験

日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方とは?

面接で自己PRを聞かれたら… どのように答えればいい? このような疑問にお答えします。 この記事では、日本語教師への転職を考えている方に向けて「面接官を惹きつける自己PRの答え方」をご紹介します。後半部分では「面接で評価される自己PRのポイント」をご紹介しておりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。なお、日本語教師になる方法について知りたい方は「未経験で日本語学校の日本語教師になるには?」や「184名に”日本語教師の採用試験に合格するコツ”を聞いてみた!」をご覧ください。 【目次】 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方を紹介する前に 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方1】結論 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方2】理由 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方3】応募先の日本語学校で活かせること 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRにするためのポイント 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント1】応募先の日本語学校が求める人物像の要素を書く 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント2】客観的な評価を伝える 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント3】身につけているスキルを伝える 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント4】実績を伝える 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント5】入社後のことを伝える 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で自己PRを聞かれても困らないために 【日本語教師を目指す未経験者必見|自己PRが思いつかないときの対処法1】自分の強みを聞く 【日本語教師を目指す未経験者必見|自己PRが思いつかないときの対処法2】成功体験を思い返す 【日本語教師を目指す未経験者必見|自己PRが思いつかないときの対処法3】成果や実績を整理する 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント1】自己分析力 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント2】客観的な根拠はあるか 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント3】入社意欲 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える自己PRの例文 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官にうまく自己PRを伝える自信のない方へ まとめ     日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方を紹介する前に まずは、「自己PR」について解説します。自己PRとは「自分の良さ」をアピールすることです。具体的には、面接官に“自分の強み”や“専門性”を伝えて「いかに活躍できるのか」を売り込んでいくことになります。自己PRでは、面接官に評価されるかどうかが重要。単に自分の魅力を伝えるだけではなく、日本語学校が求める人物像に合わせてアピールしましょう。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方 自己PRは構成が大切です。話の構成がしっかりしていれば魅力的な自己PRになります。したがって、自己PRを伝える際には流れを意識し、簡潔に伝えるようにしましょう。以下面接官を惹きつける自己PRの流れです。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方1】結論 まずは結論から述べてください。結論ファーストは物事をわかりやすく伝えるための技法。結論から先に述べることで論理的に要点を伝えることができます。ですので、自己PRを伝える際は結論から述べてくださいね。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方2】理由 理由とは、上述した結論に対する理由です。つまり裏付けとなるものを指します。「なぜそのような強みがあるのか」「なぜそのような人物なのか」を具体的に述べましょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方3】応募先の日本語学校で活かせること 最後に、あなたの強みや人間性を「応募先の日本語学校でどう活かせるのか」を伝えます。こちらも理由と同じく、具体的に述べてください。抽象的な言い方をすると、かえって面接官の心証を損ねますので、注意してくださいね。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRにするためのポイント ここでは、「面接で評価される自己PRにするためのポイント」をご紹介します。ぜひ、この内容を参考にして自己PRを作成してくださいね。なお、日本語教師に転職する際の絞動機について知りたい方は「日本語教師の志望動機と例文・面接で模擬授業はある?」や「履歴書の志望動機、職務経歴書の自己PR、日本語教師養成講座修了の書き方など」、もしくは「もう迷わない!日本語教師になりたい人必見の志望動機例とポイント」や「日本語教師の履歴書の書き方とは」をご覧ください。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント1】応募先の日本語学校が求める人物像の要素を書く 面接官は優秀な人材だと思っても、学校の雰囲気に合わなければ採用しません。一方で、学校の雰囲気にマッチする人材であれば、多少スキルが足りなくても採用します。ですので、自己PRを考える際は、応募先の日本語学校が求める人物像を調べ、「マッチする人材であること」をアピールしましょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント2】客観的な評価を伝える 客観的な評価は、自己評価よりも効果的にアピールできる方法です。したがって、自己PRには、客観的な評価を含めるといいでしょう。自分以外の客観的な評価を伝えると、情報に厚みが生まれますよ。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント3】身につけているスキルを伝える スキルは、あなたの強みを大いにアピールできます。ですので「語学力」「パソコンスキル」「コミュニケーション能力」など、アピールできるスキルがある方は積極的に伝えましょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント4】実績を伝える 実績はスキルと同様に、あなたの強みをアピールする重要な要素です。前職での具体的な実績を記載することで、入社後にも活躍できる根拠を提供できます。特に、数字を用いて実績をアピールすることは効果的です。具体的な実績を挙げることで、あなたの能力と価値をより具体的に示すことができるでしょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRのポイント5】入社後のことを伝える 自己PRで入社後のことを伝えると効果的。面接官に入社意欲を伝えることができます。ですので、自己PRでは入社後のことまで伝えてくださいね。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で自己PRを聞かれても困らないために 自己PRが思いつかない場合は、どうすればいいのでしょうか。ここでは、「自己PRが思いつかないときの対処法」をご紹介します。自分の強みがわからない方は、ぜひこの方法を参考にしてくださいね。なお、日本語学校の採用面接について知りたい方は「日本語学校の採用面接(未経験者編)」をご覧ください。   【日本語教師を目指す未経験者必見|自己PRが思いつかないときの対処法1】自分の強みを聞く 自分一人で強みを考えると、客観性に欠けた内容になる可能性があります。ですので、強みは自分一人で考えず、誰かに聞いてみるといいでしょう。他人に自分の強みを尋ねるのは恥ずかしいと思いますが、自分では気づかない意外な強みを教えてくれるかもしれませんよ。「【日本語教師向け】履歴書の志望動機や自己PRの書き方は?」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師を目指す未経験者必見|自己PRが思いつかないときの対処法2】成功体験を思い返す 自分の強みを探すには「過去の成功体験をもとに考える方法」がおすすめです。なぜなら過去の成功体験には、あなたの強みが潜んでいる可能性があるからです。また、過去の成功体験から強みを見つけると、その強みを裏付けるエピソードを整理しやすくなります。したがって、成功体験を思い返して強みを考える方法は非常におすすめです。   【日本語教師を目指す未経験者必見|自己PRが思いつかないときの対処法3】成果や実績を整理する 成果や実績は、自己PRの説得力を高める要素。具体的な実績を示すことで、自分の能力や経験を証明できます。したがって、自己PRを考える前に、これまでの成果や実績を整理してください。成果や実績は、自己PRを具体的かつ魅力的にするのに役立つでしょう。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント 面接官は自己PRのどこを見ているのでしょうか。ここでは、「面接官が自己PRで見ているポイント」をご紹介します。自己PRを考える際は、このポイントを意識してくださいね。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント1】自己分析力 自己PRは自分のいいところを伝えていくもの。つまり自己分析が必要になります。そのため、面接官は自己PRを通じて応募者の自己分析力をチェック。「自分を把握できているか」「自分を過大評価していないか」などを確認します。自己分析力が高い人は、教育現場でも活躍できる人材だと考えられるため、高い確率で採用してもらえるでしょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント2】客観的な根拠はあるか 自己PRでは、自分のことをよく見せようとするあまり、大袈裟に話す傾向があります。そのため、面接官は自己PRを聞きつつ、その話に客観的な根拠はあるのかをチェックしています。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント3】入社意欲 転職において最も重要なことは入社意欲。「どれだけ熱い想いがあるのか」になります。応募者の中には何社も面接を受けているため、入社意欲が低い人もいます。ですから、面接官は自己PRを通じて、応募者にどれだけ入社意欲があるのかをチェックしているのです。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える自己PRの例文 続きましては、「面接で使える自己PRの例文」をご紹介していきますね。   <日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える自己PRの例文1> 私の強みは責任感が強いことです。私は学生時代、学習塾でアルバイトをしておりました。学習塾の授業では、「自分の指導が生徒の技術に影響を与える」と常に考え、事前に教える内容を必ず確認し、正しい知識を再確認する作業をしておりました。そのおかげで、あるとき自分がこれまで正しいと思っていた知識が少しずれていたことに気付き、生徒に誤った知識を与えずに済んだことがありました。これは自身の責任感のもと、事前準備を怠らなかった結果だと考えております。貴校に入社後は、この責任感の強さを活かして日本語教師に求められていることを幅広く実践し、生徒たちのサポートをしていきたいと考えています。   <日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える自己PRの例文2> 私の強みはリーダーシップがあるところです。前職の○○では、自分以外のスタッフはすべてアルバイトだったので、自然にリーダーの立場を取ることになりました。始めは何から手をつけたら良いか分かりませんでしたが、リーダーとして率先して「メンバーの意見を引き出す」など、できることから取り掛かりました。その結果、売上目標達成に加え、問題が起こった際には必ず相談してもらえる関係性を築くことができました。貴校に入社後はリーダーシップを発揮し、日本語教師として、いち早く貢献できるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。 ※自己PRの例文について詳しく知りたい方は、「日本語教師の転職と志望動機の書き方(例文あり)」や「受かる自己PRの例文と書き方」、もしくは「未経験の職種・業種へ転職する際の志望動機と自己PRのポイント【例文付き】」をご覧ください。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接官にうまく自己PRを伝える自信のない方へ 日本語教師への転職を考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。日本語教師への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは日本語教師に特化した転職支援サービスです。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。日本語教師への転職を希望する方は、ぜひ「会員登録」からご相談ください。教育業界での新たなキャリアに向け、一緒に歩んでいきましょう。     まとめ では、これまでの内容をまとめると 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方を紹介する前に 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官を惹きつける自己PRの答え方 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される自己PRにするためのポイント 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で自己PRを聞かれても困らないために 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官が自己PRで見ているポイント 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える自己PRの例文 日本語教師を目指す未経験者必見|面接官にうまく自己PRを伝える自信のない方へ 以上になります。 最後まで読んでくださりありがとうございました。

日付2023/11/21/

未経験

日本語教師への転職は未経験者でも可能?それとも難しい?

未経験者でも…日本語教師になれるの? このような疑問にお答えします。 この記事では、日本語教師への転職を考えている方に向けて『未経験から日本語教師になる方法』をご紹介していきます。後半部分では『転職を成功させるための対策』もご紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。 【目次】 日本語教師を目指す未経験者必見|未経験者の転職が難しいのかを説明する前に 日本語教師への転職は未経験者でも可能?それとも難しい? 日本語教師の求人に未経験が応募しても採用されない?転職は難しい? 日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介 【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介1】転職エージェントに登録する 【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介2】転職スケジュールを立てる 【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介3】企業研究をしておく 【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介4】スキルセットを明確にする 【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介5】定番の質問を把握しておく 日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方へ まとめ     日本語教師を目指す未経験者必見|未経験者の転職が難しいのかを説明する前に まずは、「日本語教師」について説明します。日本語教師は、日本語を教える教師です。具体的には、日本語を母語としない外国人に対して、日本語や日本の歴史、文化、社会、流行を伝え、時には進学や生活などのサポートをします。なお、日本語教師は「国語」を教える教師ではありません。外国語として「日本語」を教える語学の教師です。したがって、日本語に関する知識だけでなく、異文化間コミュニケーション教育、発音などの専門的な知識と指導技術が必要です。「日本語教師の仕事内容を紹介しているサイト」や「日本語教師とは?」でも同様のことを伝えています。     日本語教師への転職は未経験者でも可能?それとも難しい? 日本語教師は、経験や年齢に関係なく誰でも目指せます。特に学歴や資格は必要とされていません。ただし、採用の際には次の条件が必要とされる場合が多いです。 ・大学の日本語教育課程、主・副専攻を修了していること ・日本語教育能力検定試験に合格していること ・文化庁が認定した日本語教師養成講座(420時間以上)を修了していること ※各条件の詳細については、以下の情報をご確認ください。   <大学の日本語教育課程、主・副専攻を修了していること> 四年制大学で日本語教育を専攻した方は、卒業と同時に日本語学校の教師としての資格を取得することができます。詳しくは「日本語教師を目指す方向けに大学を紹介しているサイト」をご覧ください。   <日本語教育能力検定試験に合格していること> 日本語教育能力検定試験は、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)が実施している検定試験です。この試験は「日本語教員となるために学習している方」や「日本語教育に携わっている方」に必要とされる“基礎的な知識・能力を検定すること”を目的に試験を実施しています。日本語教育能力検定試験は、出題範囲が広い上に、専門的な知識が必要です。そのため、合格率は20%程度となっております。日本語教育能力検定試験については「日本国際教育支援協会のホームページ」や「日本語教師になるには?転職活動であると便利な資格と求人の傾向」をご覧ください。   <文化庁が認定した日本語教師養成講座(420時間以上)を修了していること> 文化庁国語課によって認定された420時間以上の日本語教育に関する研修(420時間コース)を修了すると、日本語教師としての資格を取得することができます。日本語教育能力検定試験は非常に高い難易度を持つため、日本語教育の経験がない初心者には、「日本語教師養成420時間講座」の受講をお勧めします。「日本語教師になるには?仕事内容や働き方、資格取得方法について解説」でも同様のことを伝えています。     日本語教師の求人に未経験が応募しても採用されない?転職は難しい? 日本語教師の求人を独自に調査したところ、「未経験可」の求人は30%程度ありました。したがって、未経験者でも日本語教師への転職を成功させることは可能です。日本語教師への転職を考えている方は「私には無理かも…」と悲観せず、思い切って応募してみましょう。なお、未経験可の求人については、以下で具体例を紹介しています。未経験可の求人に興味がある方は、ぜひご覧ください。   <日本語教師の求人に未経験が応募しても難しい?未経験可の求人の具体例1> 会社情報    専門学校を運営する羽田学園グループ 仕事内容    留学生への日本語授業      クラス運営      試験運営      進路指導など 応募資格 次の条件のいずれかを満たしていること      ・4年制大学卒業以上で、420時間以上の日本語教師養成講座を修了者      ・日本語教育能力検定試験合格者      ・日本語教育に関する課程の主専攻または副専攻修了者 給与   322万円 ~ 400万円 勤務地   東京都文京区 勤務時間 08:30 ~ 17:30(完全土日祝休み / 週2~3日からOK) 休日休暇 完全週休2日制(完全土日祝休み)      年間休日115日      夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇、産前産後・育児休暇等 福利厚生 交通費支給あり      資格取得支援・手当あり      雇用保険      労災保険      厚生年金      健康保険      資格取得支援・手当あり 雇用形態 正社員   <日本語教師の求人に未経験が応募しても難しい?未経験可の求人の具体例2> 会社情報 ○○アカデミー日本語学校 仕事内容 学生対応(カウンセリング、学習支援、進路相談など)      出席率管理      試験運営      行事の企画、運営      その他、学校運営に関わる業務全般 応募資格 下記のいずれかに該当する方      ・最終学歴が四年制大卒以上で日本語教師養成講座420時間修了者      ・大学で日本語教育の主専攻または副専攻を修了し、卒業した方      ・日本語教育能力検定試験合格者 給与    月給23万1,000円 ~       想定年収:303万円 ~ 勤務地   東京都新宿区 勤務時間  09:00 ~ 18:00(実働時間:8時間/日) 休日休暇  完全週休2日制(完全土日祝休み)       年間休日120日以上       夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇、産前産後・育児休暇等 福利厚生  交通費支給       資格取得支援・手当       雇用保険       労災保険       厚生年金       健康保険       資格取得支援・手当       時短勤務制度       ライフイベント手当 雇用形態  契約社員(正社員登用あり)   <日本語教師の求人に未経験が応募しても難しい?未経験可の求人の具体例3> 会社情報  ○○〇日本語学校 仕事内容  日本語学習の指導       進学・就職のサポート       校内イベントの企画立案(課外授業、スピーチ大会など)       日本語教師養成講座の運営 応募資格  下記の(1)~(3)のいずれか一つ、および(4)を満たす方       (1)日本語教育主専攻、又は副専攻修了(国内教育機関に限る)       (2)日本語教育能力検定試験合格       (3)四大卒の方で420時間以上の養成講座修了、修了見込みの方       (4)基本的なPCスキルをお持ちの方(タブレット端末、マイクロソフトofficeが扱えること) 給与    月給22万5,000円 ~       想定年収:315万円 ~500万円       昇給年1回       賞与年2回 ※昨年度実績 勤務地        東京都北区 勤務時間     08:30 ~ 17:30(実働時間:8時間/日) 休日休暇  完全週休2日制(完全土日祝休み)       年間休日120日以上       夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇、産前産後・育児休暇等 福利厚生  交通費支給       雇用保険       労災保険       厚生年金       健康保険       定期昇給(業績に応じる)       賞与年2回(9月・3月)       社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)       扶養手当支給(配偶者:月5,000円/18歳未満の子:月2,000円)       交通費全額支給       残業手当支給       教科書支給       外部研修受講料 雇用形態  正社員   ※日本語教師の求人について詳しく知りたい方は「日本語教師の仕事・求人」や「日本語教師の求人情報」をご覧ください。     日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介 ここでは、未経験者が「転職を成功させるための対策」をご紹介していきます。ぜひこの内容を参考にして転職活動を行ってくださいね。なお、日本語教師に向いている人の特徴について知りたい方は「日本語教師になるには」や「日本語教師になるには?資格の取り方や仕事・求人状況を解説!」、もしくは「私も働ける?迷っている方必見!日本語学校の先生って多様、こんな人たちがいるんです」や「日本語教師の仕事内容とは?なり方から求人の傾向までを紹介!」や「日本語教師とはどんな仕事? 需要や向いている人の特徴を解説」をご覧ください。   【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介1】転職エージェントに登録する 転職を成功させるための対策1つ目は『転職エージェントに登録する』です。転職エージェントとは、求人の紹介から入職に至るまでの“あらゆる場面”においてサポートをしてくれるサービスのこと。転職エージェントに登録すると担当者(キャリアアドバイザー)がつき、求人紹介や選考対策に加えて「履歴書の作成」や「面接の練習」などを行ってくれます。そのため、転職の成功率が格段にアップします!日本語教師への転職に失敗しないためにも、ぜひ転職エージェントを利用しましょう。「日本語教師の求人に未経験から応募して大丈夫?」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介2】転職スケジュールを立てる 転職を成功させるための対策2つ目は『転職スケジュールを立てる』です。転職スケジュールを立てることで、転職活動をスムーズに進めることができます。したがって、まずは具体的な転職時期を設定してください。なお、転職エージェントのサポートを受ける場合は、エージェントとの連携や登録手続きもスケジュールに組み込んでくださいね。   【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介3】企業研究をしておく 転職を成功させるための対策3つ目は『企業研究をしておく』です。面接前に応募した企業を調べ、その企業が求める「人物像」や「ビジネスの方向性」を理解しておくことも重要です。企業が抱えている課題や問題点に対して、自分がどのように貢献できるかについても考えておくといいでしょう。   【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介4】スキルセットを明確にする 転職を成功させるための対策4つ目は『スキルセットを明確にする』です。日本語教師には「日本語教育の基礎的な知識」や「教師としての指導力」など様々なスキルが求められます。そのため、自分がどのようなスキルを持っていて、それをどのように活かせるかを明確にしておくことが大切です。転職面接では、「これまでの経験やスキルを当社でどう活かせると思いますか?」と聞かれる可能性がありますので、しっかりと準備しておきましょう。なお、日本語教師に必要なスキルについて詳しく知りたい方は「日本語教師の仕事内容とは?授業内容や必要スキル」や「日本語教師の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介」をご覧ください。   【日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介5】定番の質問を把握しておく 転職を成功させるための対策5つ目は『定番の質問を把握しておく』です。転職者を対象とした面接では、よく聞かれる質問があります。そのため、転職面接では、どんな質問がされるかを想定して、あらかじめ答えを考えておくことが大切です。定番の質問を把握しておくと、余裕をもって面接に臨めるため、事前に考えておきましょう。     日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方へ 日本語教師への転職を考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。日本語教師への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは日本語教師に特化した転職支援サービスです。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。日本語教師への転職を希望する方は、ぜひ「会員登録」からご相談ください。教育業界での新たなキャリアに向け、一緒に歩んでいきましょう。     まとめ では、これまでの内容をまとめると 日本語教師を目指す未経験者必見|未経験者の転職が難しいのかを説明する前に 日本語教師への転職は未経験者でも可能?それとも難しい? 日本語教師の求人に未経験が応募しても採用されない?転職は難しい? 日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方に対策を紹介 日本語教師への転職|未経験者の転職は難しいと感じている方へ 以上になります。 最後まで読んでくださりありがとうございました。

日付2023/11/21/

未経験

日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介します

日本語教師って…何するの? このような疑問にお答えします。 この記事では、日本語教師への転職を考えている方に向けて『日本語教師の仕事内容』をご紹介していきます。後半部分では「日本語教師の勤務先」も紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。なお、未経験から日本語教師になる方法については「未経験から日本語教師になる方法」や「【2023年最新】日本語教師になるには?資格の取り方や仕事・求人状況を解説」をご覧ください。 【目次】 日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介する前に 日本語教師への転職|未経験者でも日本語教師になれる? 日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介1】授業計画を作成 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介2】教材を準備 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介3】授業の実践 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介4】テスト問題作成&採点 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介5】宿題のチェック 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介6】事務管理業務 【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介7】生徒の悩み相談にのる 日本語教師の未経験者必見|勤務先によって仕事内容は違います 【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容1】国内の日本語学校 【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容2】海外の日本語学校 【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容3】個人レッスン 【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容4】企業内の日本語講師 日本語教師の未経験者向けに仕事内容を紹介|転職を考えている方へ まとめ     日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介する前に まずは、「日本語教師」について説明します。日本語教師は、日本語を教える教師です。具体的には、日本語を母語としない外国人に対して、日本語や日本の歴史、文化、社会、流行を伝え、時には進学や生活などのサポートをします。なお、日本語教師は「国語」を教える教師ではありません。外国語として「日本語」を教える語学の教師です。したがって、日本語に関する知識だけでなく、異文化間コミュニケーション教育、発音などの専門的な知識と指導技術が必要です。「日本語教師の仕事内容を紹介しているサイト」や「日本語教師を紹介しているサイト」でも同様のことを伝えています。     日本語教師への転職|未経験者でも日本語教師になれる? 日本語教師は、年齢や学歴、経験に関係なく誰でも目指せます。特に学歴や資格は必要とされていません。ただし、採用の際には「大学で日本語教育に関する科目を修得していること」、「日本語教育能力検定試験に合格していること」、または「日本語に関する教育や研究に従事したり、日本語教育に関する研修を受講した経験を有すること」など、一定の条件が必要とされる場合が多いです。そのため、日本語教師を目指す方には、資格の取得をおすすめしています。なお、日本語教師へ転職する際に役立つ資格としては、「日本語教育能力検定試験」が挙げられます。詳しくは「日本語教師になるには?仕事内容や働き方、資格取得方法について解説!」や「日本語教師資格で未経験から働く、おすすめ通信講座と賢い選び方」をご覧ください。     日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介 それでは、「日本語教師の仕事内容」をご紹介していきます。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介1】授業計画を作成 日本語教師の仕事1つ目は『授業計画を作成』です。生徒の言語スキルや学習目標に合わせ、授業計画を作成します。計画を立てる際には、授業を魅力的かつ効果的にするために、さまざまな教育活動や方法を検討し、授業に取り入れます。授業計画の作成は、生徒が言語スキルを向上させるために、不可欠なステップだと言えるでしょう。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介2】教材を準備 日本語教師の仕事2つ目は『教材を準備』です。生徒のレベルや学習目標に合わせて、教材を準備します。教材を選ぶ際は、分かりやすさだけでなく、生徒の興味を引きつけるために、現代的なトピックや文化的な要素を取り入れることも重要です。魅力的な教材を準備することで、生徒たちは楽しい学習体験を得られるでしょう。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介3】授業の実践 日本語教師の仕事3つ目は『授業の実践』です。日本語を「読む」「話す」「書く」「聞く」に分けて、授業を行います。日本語の習得は、非母国語の方にとって非常に難しいため、こまめに「質問」や「ディスカッション」を行います。また、生徒が疑問に思うことを積極的に受け入れ、説明や補足を提供します。積極的にディスカッションを行うことで、文法や語彙などの言語要素を習得するだけでなく、実用的なコミュニケーションスキルも強化できるでしょう。「日本語教師になるには」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介4】テスト問題作成&採点 日本語教師の仕事4つ目は『テスト問題作成&採点』です。テストを作成する際は、生徒に求めるスキルや知識に応じて「問題の難易度」を決定します。そして、テスト結果に基づいて生徒にフィードバックを提供し、強化すべきスキルを特定します。テストは生徒の言語スキルを評価し、学習の進度を確認するための重要なツール。したがって、教師のセンスが問われるでしょう。「資格なし未経験でもOK?オンライン日本語教師になる方法と求人情報を紹介!」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介5】宿題のチェック 日本語教師の仕事5つ目は『宿題のチェック』です。宿題の内容を詳細にチェックし、誤りを特定します。また、宿題を通じて生徒の進度を把握し、個別にカスタマイズしたサポートを提供します。宿題チェックは生徒の学習過程をサポートし、個別のニーズに合致した教育プランの調整に役立つでしょう。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介6】事務管理業務 日本語教師の仕事6つ目は『事務管理業務』です。日本語教師は日本語を教えるだけでなく、出欠管理、生徒情報の管理、成績の記録などの事務管理業務を行います。事務管理業務は、教育プログラムの効果的な運営に必要不可欠。事務管理業務をしっかりと行うことで、教育の効率性を高め、学生と教師が学習に専念できる環境が整うでしょう。   【日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介7】生徒の悩み相談にのる 日本語教師の仕事7つ目は『生徒の悩み相談にのる』です。生徒の悩み相談にのることは、学習環境の健全性を維持し、生徒の学習意欲やメンタルヘルスを支える重要な仕事です。したがって教師は、生徒の悩みや問題に対して積極的に耳を傾けます。そして、適切なアドバイスや支援を提供し、解決策を見つけるお手伝いを行います。生徒が抱える問題を把握し、サポートすることで、信頼関係を築くことができるでしょう。   ※日本語教師の仕事内容について詳しく知りたい方は「日本語教師ってどんな仕事?|日本語教師の仕事内容を紹介!」や「日本語教師未経験歓迎の仕事・求人情報」、もしくは「日本語教師の仕事内容・なり方・年収・資格などを解説」や「日本語教師の仕事とは?給料が安い?働き方から平均年収まで徹底解説!」や「日本語教師の仕事内容」をご覧ください。     日本語教師の未経験者必見|勤務先によって仕事内容は違います 日本語教師の仕事内容は、働く国や施設の規模によって異なります。ここでは、日本語教師の主な勤務先をご紹介します。日本語教師の勤務先は、日本語学校、大学、小中高等学校、企業内外国人従業員への日本語レッスンなど、国内だけでも多岐にわたりますよ。詳しくは下記をご覧ください。   【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容1】国内の日本語学校 日本語教師の勤務先1つ目は『国内の日本語学校』です。国内の日本語学校は、日本語を母語としない人を対象に、日本語を教える機関です。日本語を学んでから大学等へ進学したい人、ビジネス日本語を学びたい人など、それぞれの学習目的に合わせたコースがあります。なお、日本国内の日本語学校の場合、最初は「非常勤講師」としてスタートすることがほとんどです。そのため、受け持つコマ数によっては、ほかの仕事をかけもちするなどして、生活を支えている教師も多くいます。「新人日本語教師の働き方は?体験談を紹介!」や「未経験で日本語教師になるには?」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容2】海外の日本語学校 日本語教師の勤務先2つ目は『海外の日本語学校』です。海外の日本語学校は、外国の国々で日本語を学びたい人に対して、日本語と文化に関する教育を提供しています。海外で勤務する場合、日本語教師の資格を満たしていれば、基本的に応募できます。しかしながら場合によっては、ある程度の英語力、地域によっては特定の語学力が要求されますので、事前に調べておくことをおすすめします。「日本語教師の仕事内容とは?授業内容や必要スキル」や「日本語教師とは?なる方法は?仕事の内容や資格のこと、勉強法をまとめました」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容3】個人レッスン 日本語教師の勤務先3つ目は『個人レッスン』です。個人レッスンは、教師と生徒1対1の個別指導や、生徒数2~3名の極少数の生徒に対して指導を行う、「講座」や「レッスン」のことを言います。個人レッスンは、数名~数十名を対象とするグループレッスンとは異なり、生徒一人ひとりの学習進捗状況を確認しながら授業します。そのため、生徒の目的に合わせた授業を構築することが可能です。「日本語教師の就職先について解説しているサイト」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師の未経験者必見|勤務先&仕事内容4】企業内の日本語講師 日本語教師の勤務先4つ目は『企業内の日本語講師』です。近年、日本では外国の方がたくさん働いています。そのため現在、「企業」や「官公庁」に来ている外国の方に日本語を教える「日本語講師」の仕事が増えています。企業内の日本語講師は、資格の有無よりも、実務経験が重視されています。したがって場合によっては、日本語教師の資格がなくても採用されるケースがありますよ。     日本語教師の未経験者向けに仕事内容を紹介|転職を考えている方へ 日本語教師への転職を考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。日本語教師への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは日本語教師に特化した転職支援サービスです。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。日本語教師への転職を希望する方は、ぜひ「会員登録」からご相談ください。教育業界での新たなキャリアに向け、一緒に歩んでいきましょう。     まとめ では、これまでの内容をまとめると 日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介する前に 日本語教師への転職|未経験者でも日本語教師になれる? 日本語教師への転職|未経験者に向けて仕事内容を紹介 日本語教師の未経験者必見|勤務先によって仕事内容は違います 日本語教師の未経験者向けに仕事内容を紹介|転職を考えている方へ 以上になります。 最後まで読んでくださりありがとうございました。

日付2023/11/21/

未経験

日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方

面接で志望動機を聞かれたら… どのように答えればいい? このような疑問にお答えします。 この記事では、日本語教師への転職を考えている方に向けて「志望動機の答え方」をご紹介します。後半部分では「面接で使える志望動機の例文」や「面接で志望動機を伝える際の注意点」をご紹介しておりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。なお、日本語教師になる方法について知りたい方は「【体験談】日本語教師の採用試験に未経験で合格。合格への道のりを解説」や「【未経験×日本語教師】日本語学校への就職活動で私がしたこと」をご覧ください。 【目次】 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方を紹介する前に 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方1】結論から言う 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方2】ロジカルに話す 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方3】簡潔に話す 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方4】志望動機を明確に伝える 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方5】入社後に実現したいことを伝える 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方6】大きな声でハキハキと話す 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方7】自分なりの経験談を盛り込む 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える志望動機の例文 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点1】例文の通りに言う 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点2】待遇に関する内容は避ける 【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点3】職場を学校と勘違いしている内容は避ける 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える自信のない方へ まとめ     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方を紹介する前に まずは、志望動機について説明します。志望動機とは、応募先の企業で「なぜ働きたいのか」を伝えることです。採用担当者は応募者から志望動機を聞き、確認することによって「自社への理解度」や「入社意欲の高さ」を見ようとしています。ですので、志望動機で大切なことは、採用担当者に「この人と一緒に働きたい!」と思わせられるかどうかです。転職する際は、このポイントを意識して志望動機を伝えましょう。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方 それでは、「面接で評価される志望動機の答え方」をご紹介します。面接に臨む際は、以下のポイントを意識してくださいね。なお、日本語教師の面接でよく聞かれる質問については「【日本語教師60名が回答】日本語学校の面接や模擬授業で聞かれやすい質問と対策」や「日本語教師をしている方の体験談」、もしくは「【日本語教師の面接】質問内容や服装について採用担当が解説」をご覧ください。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方1】結論から言う 1番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『結論から言う』です。まずは結論から述べてください。結論ファーストは物事をわかりやすく伝えるための技法。結論から述べることで論理的に要点を伝えることができます。ですので、志望動機は結論から伝えてくださいね。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方2】ロジカルに話す 2番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『ロジカルに話す』です。志望動機とは事前に決めているもの。急に聞かれた質問ではありません。ですので、ロジカルに話せないと「物事をしっかりと伝えられない人」。もしくは「準備をしていない怠け者」と評価され、それだけで不採用になるかもしれません。ですから、大事なことは事前に練習をしておくことです。志望動機を論理的に話せるようになるまで訓練しておきましょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方3】簡潔に話す 3番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『簡潔に話す』です。志望動機を伝える際はシンプルに話すのがベスト。だらだら話すと、何が言いたいのか曖昧になり、志望動機が伝わりません。ですので、志望動機は時間を意識して伝えましょう。志望動機の理想は「1~3分」以内に収めることですよ。「日本語教師の面接でよくある質問集とポイント」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方4】志望動機を明確に伝える 4番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『志望動機を明確に伝える』です。当たり前のことですが、応募先の企業を選んだ理由は明確でなければいけません。例えば、「経営理念に共感した」という理由だけでは、どの企業でも使えるようなワードと捉えられてしまうためNGです。あなたならではの思いがまったく伝わらない上、「きちんと弊社の下調べをしていないの?」と疑問を持たれてしまいます。採用担当者の心証を損ねないためにも、応募先の企業を志望した理由は明確に伝えましょう。「【日本語教師】履歴書の志望動機、職務経歴書の自己PR、日本語教師養成講座修了の書き方など」や「日本語教師の履歴書の書き方とは」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方5】入社後に実現したいことを伝える 5番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『入社後に実現したいことを伝える』です。入社後の目標を述べることで、採用担当者に熱意を伝えることができます。そのため、とても印象の良い志望動機になりますよ。志望動機では「自分が何を達成したいのか」「どのように貢献したいのか」を必ず伝えましょう。「【日本語教師向け】履歴書の志望動機や自己PRの書き方は?」や「教員・教師の志望動機の書き方【例文あり】」でも同様のことを伝えています。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方6】大きな声でハキハキと話す 6番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『大きな声でハキハキと話す』です。声を大きくし、はっきりとした発音で話すことは、自分の情熱を相手に伝える助けになります。したがって、面接で志望動機を伝える際には「大きな声でハキハキと話すこと」を意識してください。大きな声で話せば、採用担当者にポジティブなエネルギーが伝わるでしょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方7】自分なりの経験談を盛り込む 7番目にご紹介する面接で評価される志望動機の答え方は『自分なりの経験談を盛り込むこと』です。志望する企業の良いと思った点は、どうしても他の志望者と似通った内容になりがち。そのため、志望動機には「あなたならではの経験談」を入れるといいでしょう。自分なりの経験談を盛り込むと「オリジナリティのある志望動機」になり、採用担当者の印象に残りやすくなりますよ。「もう迷わない!日本語教師になりたい人必見の志望動機例とポイント」や「日本語教師の転職と志望動機の書き方(例文あり)」や「未経験で日本語学校の日本語教師になるには?」でも同様のことを伝えています。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える志望動機の例文 続きましては、「面接で使える志望動機の例文」をご紹介していきますね。   <日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える志望動機の例文1> 高いレベルの授業を展開している点に魅力を感じ、貴スクールを志望いたしました。貴スクールでは、「多様な国籍」や「文化背景」を持つ生徒たちとの学習環境が提供されております。異なるバックグラウンドを持つ生徒と接することで、言語教育のアプローチをより豊かに学び、他の教育機関では得られない経験を積むことができると確信いたしました。したがって、貴スクールを志望した次第です。貴スクールに入社後は、生徒一人ひとりのニーズに応えつつ、効果的な教育カスタマイズを提供したいと考えております。   <日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える志望動機の例文2> 貴校が「日本語教育」に秀でた日本語学校であるため、志望いたしました。貴校では、従来の教育方法にとらわれず、学生が日本語をより効果的に習得できるプログラムを実践しております。貴校の革新的な教育方法は、学生が日本語を習得するため、非常に効果的であると感じています。したがって私は、貴校への入社を決意いたしました。貴校に入学後は、貴校の独自のプログラムを通じて、日本語教育の最新トレンドや教育方法を習得し、生徒たちに革新的で効果的な教育を提供できるよう努力いたします。   ※志望動機の例文について詳しく知りたい方は、「日本語教師の志望動機と例文・面接で模擬授業はある?」や「日本語教師の志望動機を教えて!」、もしくは「【新卒】日本語教師として日本と海外の橋渡しをしたい」をご覧ください。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点 ここでは、「面接で志望動機を伝える際の注意点」をご紹介します。志望動機を伝える際は、以下の点に注意してくださいね。なお、日本語教師の採用試験に合格するコツについては「日本語教師の採用試験に合格するコツ”を聞いてみた」や「日本語教師の就職活動は他業界とどう違う?面接や模擬授業の心構え」をご覧ください。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点1】例文の通りに言う 志望動機を伝える際の注意点1つ目は『例文の通りに言う』です。志望動機が考えつかないからといって、ネットで調べた例文を丸暗記するのはNG。採用担当者は何人もの応募者を見ているため、すぐに気づきます。ネットに掲載されている例文を丸暗記することは、やめておきましょう。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点2】待遇に関する内容は避ける 志望動機を伝える際の注意点2つ目は『待遇に関する内容は避ける』です。志望動機で「給与」や「残業時間」などの待遇ばかりをアピールするのは避けましょう。なぜなら、待遇面にしか興味がないと思われてしまう可能性があるからです。たった一言で印象が悪くなる可能性がありますので、十分に注意してくださいね。   【日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える際の注意点3】職場を学校と勘違いしている内容は避ける 志望動機を伝える際の注意点3つ目は『職場を学校と勘違いしている内容は避ける』です。志望動機に「学びたい」や「勉強させてほしい」という文言を入れることはおすすめしません。このような内容は「職場を学校と勘違いしている」と受け取られてしまう可能性があります。上昇志向があることは大切ですが、勉強熱心であることをアピールしたつもりが、かえってマイナスの評価を受けることもあり得ますので注意しましょう。     日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える自信のない方へ 日本語教師への転職を考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。日本語教師への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは日本語教師に特化した転職支援サービスです。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。日本語教師への転職を希望する方は、ぜひ「会員登録」からご相談ください。教育業界での新たなキャリアに向け、一緒に歩んでいきましょう。     まとめ では、これまでの内容をまとめると 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方を紹介する前に 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で評価される志望動機の答え方 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で使える志望動機の例文 日本語教師を目指す未経験者必見|面接で志望動機を伝える自信のない方へ 以上になります。 最後まで読んでくださりありがとうございました。

日付2023/05/25/

英語

日本語教師は英語力が必要? 〜ケース別に考えてみた〜

 日本語教師として働くのに、英語力は必要なのでしょうか?  『これから日本語を教えて生活していきたい』と考えている方にとっては、気になる問題ですよね。ネットなどで調べても、様々な意見があって困ってしまいます。 簡単に結論だけ述べると、 『英語力がなくても日本語教師になれる。しかし、英語ができれば有利になることがある』 ということになります。 では、どういった場合に英語が必要になるのでしょうか? ケース別に見ていきましょう。 1,英語力が不要なケース 日本国内で、日本語教師になる場合(最も一般的なケース) 『日本語教師に英語力は要らない』という意見があるのは、多くの日本語学校で、授業が日本語オンリーで行われているからです。 外国語を教える時、直説法と間接法があります。 小中や高校の、英語の授業を思い出してみて下さい。まずは日本人の先生が、英語の単語や文法、翻訳などについて日本語で説明してましたよね? あれは間接法です。 一方、大人が通う英会話学校では、主に英語ネイティブの講師が教えています。指示や説明もすべて英語でしながら、生徒に文章を繰り返させたり、英語で質問をしたりします。英語だけで英語を教える、これが直説法です。 直接法と間接法について、詳しくは日本語教師の英語力って!?日本語教師に英語は必要?どんな働き方ができるの?こちらのブログも参考になります。 日本語教師もこれと似た部分があります。ネイティブの日本人教師を雇う場合、ほとんどの学校では、日本語で日本語を教えること(直説法)を期待されているので、他の言語を使う必要はありません。 ただし、国内での勤務であっても「日本語教師の英語力はどれくらい必要?」でも記述されている通り、英語力が必要とされる場合はあります。ですがほとんどの場合は英語力はなくても問題ないでしょう。 (中高でもネイティブの先生は、日本語が全く喋れなくても「ネイティブ・スピーカー」として採用され、教壇に立っていましたね。)   また、単純に日本語学習者の数からすると、中国語、ベトナム語、韓国語、ネパール語などを母語とする生徒の方が多いです。彼らの多くは留学生で、簡単な英語なら理解できるでしょうが、難しい表現は通じない可能性もあります。 実際に、『自分は英語はできないけど、日本語教師として永年働いている』という日本人も沢山います。『日本語教師に英語力は必要ない』という意見があるのは、そのためです。 日本語教師として長年働かれている方のブログ「日本語教師に英語力は必要?必要な場合と不要な場合について解説」も合わせて参考にしてください。   2,英語力が必要となるケース  『英語が必須ではない』ということは逆さから言えば、『日本語も英語も両方できる先生は希少価値が高い』ということになります。  特に現在は、教育の在り方や労働条件について、これまでと同じままでよいのか疑問視され、改革が進んでいる時期です。次は英語力がメリットになるケースについて、見ていきましょう。 日本国内で、日本語が全くわからない生徒に教える場合 日本語を習い始め(初級)のうちは、いくら簡単な日本語で説明しても、伝わらない部分がどうしても出てきます。そんな時、世界共通語である英語ならどこでも教えられていますから、通じる可能性がぐっと高まります。 また最近の語学学習では、最初に文型を教えるのではなく、まずタスク(課題)を与えてそれを解決させる学習が増えています。いわゆる「タスクシラバス」という教え方で、こちらのブログ「日本語教師に英語力は必要?現役日本語教師がお答えします。」でも紹介されています。 初級者がそうした課題にチャレンジする時、日本語で「今日は皆さんにデパートで買い物をしてもらいます。いまから買い物リストを配ります…」と指示をして聴きとれるでしょうか? ’Today, you are going to buy something in a department store. I will give you a shopping list...’と英語で説明した方が、すんなり行きそうですよね。 そのため、初級クラスでは日本語以外も話せる先生に任せることが多いようです。授業は日本語オンリーで行う場合も、授業後などに英語で質問をされる可能性は考えておいた方がいいでしょう。 当サイトでは国内の求人を中心に扱っていますが、「英語」で検索するとこのように多くの求人がヒットします。需要はあるということですね。   国内外で、欧米人に日本語を教える 欧米で日本語を教える場合、その国の公用語(*或る国や地域で、おおやけの場で使用するよう定められている言語。日本なら日本語)に関係なく、英語ができると有利な面は多いです。 東ヨーロッパのジョージア国(グルジア)で日本語教師をしている方によると、普段は中~上級の生徒に日本語オンリーで教えているそうですが、欠員が出た際には初級クラスを任せられ、英語を使って授業をしたと言います。(注:ジョージア国の公用語は英語ではなくジョージア語) また日本国内であっても、外資系企業や大使館で、英語が母語の成人が『仕事で日本語を必要としている』というケースがあり、日本語教師にも相応の英語力が求められます。こういった場所では採用に際して、留学経験や学歴なども重視される傾向があります。 「日本語教師は英語ができないとダメ?英語力は必要?」でも、海外で働く場合について詳しく読むことができます。   海外アジアで、日本語教師として働く アジア諸国で日本語教員になる場合も、英語は必須ではないけど、できた方が有利なことは多いです。 例えばシンガポールやインド、フィリピンなどでは英語が公用語のため、英語力がないと仕事を得るのはかなり困難になってきます。 (私の知り合いの20代のシンガポール留学生によると、『英語はもう母語だと感じている』そうです。どの国も若年層ほど英語が得意な傾向があります。) 実際、シンガポールの或る語学学校では、最初は日本語で講師を募集していたそうです。が、英語が解らない日本語教師が殺到してしまったため、求人内容を英語で出したという事例もあります。「We have changed the listing from Japanese to English as we’ll need successful candidates to be bilingual in both Japanese and English.(意味:採用予定者には日本語と英語のバイリンガルであることを求めているため、求人リストを日本語から英語に変更しました」(2021/1)と公示し、英語が理解できない日本語教師は最初から応募できないようにしたのです。  また、フィリピンも英語が公用語で、日本語教師の月収は10万~15万程度が相場だそうです。安いと感じましたか? しかしフィリピンでは物価が3分の1程度のため、この月給でも十分に生活していけるのです。詳しくは「【注目度大!】フィリピンで日本語教師になろう!フィリピンの日本語教育事情・求人について」こちらのブログも参考になります。  したがって、シンガポールやフィリピンのような国で日本語教師になるなら、英語ができないと不利ということになるでしょう。 反対にタイやベトナムのように、英語が通じにくい国もあります。もし将来、働きたい国があるなら、現地の公用語や日本語需要をよく調べておくことをオススメします。一見給与が安く見える国でも、物価と比べると日本より暮らしやすかったりしますよ! アジア諸国での働き方、英語力を生かした働き方について、詳しくは「日本語教師は英語力は必要ですか? | JEGS」も合わせてご一読ください。   オンラインで、世界中の生徒に日本語を教える 近年、急速に需要が高まっているのがオンライン学習です。 2020年のコロナ禍以来、様々な業種でオンライン求人(リモートワーク)が増えていますが、日本語教師も例外ではありません。生徒はもちろん、全世界が相手になります。  ネット上の入力フォームや募集条件が英語で出されている求人もあります。これらのケースでは明らかに、契約や連絡に英語を用いることが前提されていると見てよいでしょう。 また個人契約の場合、生徒(家庭)からの要望として、日本語と英語、両方話せる先生を求めているケースも多いです。  そうした家庭では将来、日本への留学や、帰国を念頭に置いていることも多いため、日本語教師だけでなく、国語や社会など他の教科も指導を希望していることがあります。もし日本語教師以外に教員免許や、塾講師などの経験があるなら、日本語と一緒に教えるチャンスかもしれません。  また、オンラインレッスンを利用する層は社会人が多い傾向にあります。国内の日本語学校の多くでは直接法(日本語を使って日本語を教える)が中心ですが、社会人向けのオンラインレッスンでは学習の時間自体が限られてしまうため、効率よく授業を進めるために間接法(英語等を使って日本語を教える教授法)を取ることもあります。そのため、オンラインレッスン、プライベートレッスンを基盤としていくつもりなら、英語力を備えていると活用できる場面は多いかもしれません。 オンラインレッスンと英語力について、詳しくはこちらのサイト「日本語教師は英語ができないとダメ?英語力は必要?」もご覧ください。   ・日本語教師の資質として 最後は少しだけ精神論めいてしまいますが、たとえ職務内容が一切英語力を必要としなかったとしても、日本語教師にはある程度の英語力があってもよいのではないかと思います。 なぜなら、日本語教師は「生徒に外国語を教える」職業だからです。日本にやってくる生徒は、日本でのドミナントな言語もわからないまま、不安な気持ちを抱えていることでしょう。そんなとき、生徒の最も近くにいる先生が「外国語を学習する気持ち」をわかってあげられるかどうか、というのはとても大きいです。 日本語教師という仕事は、日本と世界をつなぐ仕事であり、グローバルな視座が求められるはずです。国際交流を担う日本語教師だからこそ、英語を学んでおく必要はあるのではないでしょうか。   3,日本語教師には、どの程度の英語力が必要か? いろいろ見てきましたが、日本語教師には具体的にどのくらいの英語力が必要なのでしょうか? 一般に、日本語教師に求められる英語力は、日常会話レベルと言われています。英検ならば2級以上、TOEICなら700点以上を挙げることが多いようです。 しかし実はこれ、そこまで簡単なものでもありません。日本人の平均スコアは523点です(TOEIC公式発表、2019年)。 例えば文科省が高校の英語教師に求めているTOEICのスコアは730点程度ですが、現状これより低いのが普通です。(TOEICの内容はビジネス英語中心なので、出題傾向を知らないと対応できないのは仕方がない側面もありますが。)つまり日本語教師は、高校の英語教師よりちょっと低いくらいの英語力を求められていることになります。詳しくはこちらの公式ページ「2019年TOEIC Listening & Reading Test 世界の受験者スコアとアンケート結果を発表いたします 日本の平均スコアは、523点|プレスリリース一覧|IIBCについて|IIBC」をご覧ください。 なので、英語が苦手であるにもかかわらず、『よ~し、日本語教師になるために、今日から英語の勉強をバリバリ始めるぞ!』と一念発起してTOEICや英検の対策から始めるのは、あまり賢明とは言えません。日本語教師になるのならまずは日本語の指導力を磨きましょう。そして英語は〈努力目標〉と考えておくとよいでしょう。 もちろん、英語が得意な場合はこの限りではありません。日本語教師には、英語力を生かせる場がたくさんあります。 英語力を身につけた日本語教師になることを目指すなら、英語力と日本語教師としての力を同時に養える、オーストラリアで開催される日本語教師養成講座「JAPANEASY」などを利用してみるのも良いでしょう。直接法と間接法、両方のメソッドを身に着けることができ、また同時に英語圏で暮らすことで意欲さえあれば英語力の向上も見込めます。日本を飛び出して異国で暮らすことで、日本で日本語を学ぶ外国人日本語学習者の気持ちもわかるようになるかもしれません。「日本語教師に向いているのはこんな人」でも、日本語教師には異文化への理解が絶対条件の一つであるとされています。日本語教師を目指すのなら、自らが異国に飛び込んでみるのもまた良い経験でしょう。 JAPANEASYについて、詳しくは「講座の特徴 | JAPANEASY」をご覧ください。また、オーストラリアでの日本語講師養成講座、日本語教師インターンシップは、ジャパンセンターオーストラリアでも開催されています。こちらのセンターでは、英語教師と日本語教師の資格講座の両方が開講されており、英語が得意だ、両方の資格を取っておきたい、という方におすすめです。   ●まとめ  日本語教師に英語力が必要かについて、見てきました。その結果、次のようなことが言えるでしょう。 もしあなたが、『英語は苦手だけど、日本語教師になりたい』と考えているのなら、無理に英語力を付けようとする必要はありません。外国語の運用能力については気にせず、まずは日本語だけでも伝わる授業の仕方(直説法)を学びましょう。〝ネイティブ・スピーカーとしての日本語力〟を最大限に生かすのです。 しかし、『どちらかというと英語は得意だ』という方や、『国内はもちろん、オンラインや海外でも仕事の幅を広げたい』と考えている方は、ぜひ英語力も伸ばしていきましょう。新しい生徒の獲得や、よりよい職場選びに繋がります。  英語ができてもできなくても、自分に合った教え方や働き方がある。これも日本語教師の魅力のひとつであると言えるでしょう。

日付2023/05/25/

疑問

日本語教師はきついって本当?

「日本語教師はきつい」という話を聞くことがあります。  近年、過酷な労働条件が問題になっている小・中・高等学校の教員などと比べてしまえば、日本語教師の仕事はそこまでブラックではありません。(例えば、普通の学校だと朝8時頃からある朝会はないし、放課後の部活動の監督や、自腹を切る強制的な研修もないため。)  しかし日本語教師もまた教師であることに変わりはないため、その他の職種などと比べた場合、雇用形態や学校種によってきついと感じることもあるのは確かです。留学生を相手にする、日本語学校ならではの大変さもあります。   実際に、一年ほど働いて日本語教師を辞めてしまった人もおり、こうした例はそう珍しくありません。特に働き始めた当初においては大変なことが多いようです。  420時間の養成講座や、検定試験をパスしてせっかく日本語教師になっても、すぐに辛くてやめてしまうようでは目指すのにも腰が引けてしまいます。  ここでは、そんな日本語教師の大変さについてまとめました。これから働こうとしている人は、参考にしてみて下さい。   1.授業準備と採点  日本語教師のきつい理由としてよく挙げられるのが、授業準備と採点です。これらの業務は、あらゆる教職(“先生”と呼ばれる仕事)に通じることであり、教職全般の人気を落とす理由になっています。  とくに非常勤講師の場合、時給換算(一コマずつ)で給料が出るため、授業準備している時間は給与が発生しません。非常勤として働いたことがある筆者も、授業の準備に時間がかかればかかるほど、『この時間はタダ働きなんだよなぁ…』とむなしくなることもありました。  こちらのサイト(日本語教師の仕事のデメリットや大変なこと)でも、授業の準備が徹夜になってしまうなど大変なことが多いと苦労が綴られています。先生たちの前で模擬授業をしたり、教案の作成をしたりと授業以外の時間でやるべきこと、拘束される時間が増えてしまうのが日本語教師という仕事です。  しかしこれは慣れれば楽になる部分でもあります。最初は張り切って準備しすぎてしまいますが、教えるコツがわかると、手を抜くべき部分もわかってきます。採点もまあ、機械的にできるようになります。  確かに最初のうちは大変ですが、『教師になる以上は、仕方がないか――』と思って取り組み始める必要もあります。  一度慣れてしまえば、次からは同じ教え方をしたり、同じ教材を使いまわしたりできるので、授業準備は経験が増えるほど手間がかからなくなっていきます。人にもよりますが数年、せめて丸1年は続けてみると、感じ方も変わってくるようです。 日本語教師を続けるかどうか 日本語教師・・・辞めたいと思っ... - 教えて!しごとの先生 | Yahoo!しごとカタログ  無理をしすぎるのは日本人の多くに見られる悪い癖です。仕事を続けていくためには、まずは少し楽をする方法や、効率の良い準備の仕方を身に付けましょう。多少は自分を甘やかすことも憶えないと、日本から先生という職業がなくなってしまいます。(勉強するのも教えるのも、とても尊い仕事なのに違いないのですが。)  それでもきついと感じられた場合は日本語教師をいったん辞めるか、兼業して日本語教師の方を副業にするのも手です。日本語教師は時給だけを見ればそこまで悪くないので、副業として数コマだけ教え、本業は別に持ったり、主婦(夫)をされている方もいます。   2.生徒指導  日本語学校では通常、部活動の顧問や保護者対応はやらなくていいので、一般の小・中・高校に比べれば楽な部分もあります。  しかし、学校によっては生徒の生活指導が大変です。最初は熱心に日本語を勉強をしていた生徒が、アルバイトで長期欠席になってしまい、電話相談で対応しなければならなくなるなど。留学生は留学ビザ(*)の規定に縛られるところがあるので、学習意欲のコントロールが必要です。  とはいえ、最初から興味を持たれる授業をするというのは難しいと思います。これは一例ですが、遠路はるばる日本まで来て日本語を学びたいという学生は、アニメや漫画などに興味があることが多いので、そういった題材を授業に採り入れると喜ばれる傾向があるようです。意欲があるものを学ぶと自然と頭に入ってくるので、学習効果も期待できます。実際、それで生徒たちのテストの点が良くなったという経験談もあります。 日本語教師の仕事はきつい?現役日本語教師が実体験を語ります [*留学ビザについて  日本にいる留学生に配布されている留学ビザは、最長2年間で、1週間に28時間以内のアルバイトが認められています。学びを目的として発行されているので、留学生がこれ以上の時間をバイトに割くのは、ビザの規定に反してしまうことになります。 日本語教育機関への入学をお考えのみなさまへ | 出入国在留管理庁  ちなみに、かつて海外から日本に学びに来る学生には、就学ビザと留学ビザの2種類が交付されていました。これらは期限が異なったりして、日本語を学ぶ学生の目標や傾向などに違いがありました。(簡単に分けると次の通り) ・就学ビザ:日本語学校に通う学生 ・留学ビザ:日本語学校以外(短大、大学、専門学校など)に通う学生  しかし2010年よりこの区別はなくなり、留学へ一本化しました。そのため、現在は〝日本語学校・大学・専門学校等の学生に認められるビザ〟として留学ビザのみが存在します。 Q.留学と就学が一本化されたとききましたが,従来と比べてどう変わったのですか。|大阪の弁護士による、外国人雇用・入管問題まですべて対応 留学ビザ申請をご希望の方 | ISI日本語学校  かつてはビザの違いによって留学生の性格が異なり、学生ごとに配慮して対応するのがきついこともありましたが、この点は変わってきていると考えていいでしょう。ただし勤め先の学校種(日本語学校か、専門学校かなど)によって、雰囲気が異なることに変わりはありません。日本語を学んで日本で働きたいのか、自国に戻りたいのかなど、留学生の目標や意欲も異なります。  日本語教師にとっては、自分にとって勤めやすい環境を見つけることが大切です。] 3.給与が低め  せっかく日本語教師になったのに、辞めてしまう理由として最も多いのは、仕事のわりに給与が低いことだと言われています。 日本語教師のつらいこと・大変なこと・苦労 | 日本語教師の仕事・なり方・年収・資格を解説 【日本語教師を辞めたい】よくある理由と判断ポイントについて解説  先程も述べたように、非常勤講師は授業以外に時給が発生しません。また日本語学校にもイベント(年中行事)があり、日本語教師はその引率を行うことがあります。お花見や日本観光の遠足などですね。この時は、授業給より安めな事務給が出ることが多いようです。 日本語教師の仕事が辛い!今すぐ辞めたい人に送る処方箋  或る程度きつい仕事でも、それに見合った給与が出れば人間やる気になります。反対に大変なのに報酬が釣り合わないと感じられてしまうと、続ける意欲が薄れてきてしまいます。  しかし希望もあります。近年、教師全般の過酷な労働環境が明るみに出たことで、教育業界全体に改善のムードが高まっています。日本語教師について言うと、「20数年間上がらなかった給料が、ここ数年でぐっと上がってきている」(2021年8月)との報告もあります。最近は採点業務など、「事務で残ってる時間もコマ給とは別に事務給を出す」という、羨ましいような学校もあるそうです。 日本語教師の給料事情と働き方|日本語教師ナビ  ちなみに、私が日本語教師ではなく、高校で非常勤講師をしていた時の収入は、週5日出勤・20コマ近く担当して手取りは13万円程度でした。昔の話ではなく、2015年以降の話です。  これと比較して日本語教師の給与はどうでしょう? 日本語教師は、東京であれば非常勤の時給が1600~2000円ほどで、専任になれば月給は20万円以上のところが多いと言います。これは他業種と比較しても、平均的な給与額だと思われます。  ただし非常勤講師の場合は、担当するコマ数が少なければ、収入も少なくなることに注意しましょう。週に2、3日出勤する程度だと、最初は月10万円に届きません。  そういった時の対策として、今は非常勤の空いている日には自宅でオンライン授業を受け持つという新しい選択肢も存在しています。情勢に敏感になり、なるたけ仕事を増やしていきましょう。  慣れないうちは大変だと思いますし、正直『日本語教師だけを仕事にするぞ!』と最初から決めてかかるのはけっこうプレッシャーがあります。これから日本語教師として働き始める方は、まずは“生きる手段の一つ”と考えて非常勤から仕事を始め、慣れてきたら専任の採用を目指してそれだけで食べていけるようにしていく、というのが良いのではないでしょうか?  4. 文化の違い 留学生たちは多くの場合、東南アジアなど日本とは全く違う文化圏から日本に訪れています。異文化の人々に囲まれた状態で仕事をすることになるため、気を遣わなければならないことがとても多いでしょう。 苦労:根気のいる仕事  しかし、配慮を怠れば慣れない日本の地で暮らす生徒たちにさらなるストレスを与えてしまいかねません。  このような環境での仕事は、日本語教師の心にも大きく負担をかける可能性があります。こうしたストレスが日本語教師を辞めてしまう一因となることも珍しくないようです。  無理は禁物ですが、こうした文化の違いはそれを乗り越えること自体も日本語教師のやりがいの一つとして数えられることがあります。さまざまな文化に触れ、生徒に教えるだけでなく生徒からもその国のことについて教えてもらえるような良好なコミュニケーションをとることができれば、ストレスとなることも自ずと減るのではないでしょうか。   5.情勢に左右されやすい  ここ数年のコロナ禍で特に現役日本語教師の方は痛感されていることと思います。日本語教師の求人を探すのも、ここ一二年は苦労したという方は多いのではないでしょうか。  日本語教師は、主に海外からの留学生に日本語を教える職業です。それはそのまま、海外から学生が入ってこなくなれば仕事が激減してしまう、ということを意味します。新規受け入れに合わせて非常勤の先生を雇用する学校は多いですから、コロナ禍が落ち着いても、また何らかの理由で海外からの学生を受け入れられない事態となってしまえば、職の安定は保たれません。そうした意味で、情勢に左右されやすく、安定を求める方にとっては辛い仕事だ、ということも出来ると思います。  根本解決という訳ではありませんが、2022年10月現在、非常勤の日本語教師の求人数はほとんど回復しています。当サイトでも日本語教師 非常勤 の求人を多数紹介しています。また、比較的情勢に白湯されにくい職として常勤講師になるという選択肢もあります。ほとんどの場合こちらは経験を積んでからの職になるでしょうが、こちらも求人を紹介しています。ぜひご覧になってみてください。   まとめ  日本語教師がきついという感想は、20年以上前の職場環境が影響していることも多いです。その頃、日本はまだ景気もよく日本人社員はバンバン出世して稼いでいたし、留学生の故郷であるアジア諸国はもっと貧しかったです。  しかし現在、日本は企業の合理化やIT化、教育現場の働き方改革といった様々な面で遅れをとってしまっている一方、アジア諸国はどんどん発展してきています。賃金が上がらず、経済の停滞している現在の国内では、正直、日本語教師の給与はそこまで“悪い”とは感じられません。東南アジア出身の留学生も貧しいとはいえ、以前よりは経済的な余裕があります。  もちろん、日本語教師の待遇がそんなに“良い”とも感じられないのは確かです。ただ、かつて日本語教師の労働条件が最悪だった時代に比べると、きつすぎた職場環境は良くなってきていると言えそうです。  最後にアドバイスです。日本語教師として働き始めて、まず大変なのは授業準備。もし現在、あなたが日本語教師の資格取得に向けて勉強中であるなら、その勉強のためのノートやデータ(特に文法や語用について)は、先生になった後の授業でもそのまま使えるような形で作るのを意識しておきましょう。自分の勉強にもなるし、働き始めた時にきっと役に立ちますよ!  

日付2022/10/13/

資格

日本語教師の資格と、その難易度や合格率

仕事内容と、日本語教師になるための方法   そもそも、日本語教師の仕事とは? 日本語教師とは、簡単に言えば「外国人を対象に日本語教育を専門的に行う職業」を指します。日本の「国語の先生」ではなく、日本語を母語としない外国人に対し、日本語の読み書き、会話等を教育します。内容としては、日本の小学生に「国語」を教えるイメージに近い部分があり、初歩段階では「ひらがな」の読み書きや簡単な会話などの指導を行います。  日本語を母語としない外国人に対し文法や発音などを正確に教えるため、専門知識と指導技術が必要です。いろいろな国籍・アイデンティティを持つ人に対し日本語教育を行う点も日本語教師の仕事の特徴と言えるでしょう。またその活躍の場は、日本国内の日本語学校、海外の日本語学校、地域の外国人に日本語を教えるボランティア活動やボランティア団体、企業や工場で働く外国人労働者に向けた研修等、日本語教師の需要は高まっています。  「日本語教師の仕事をもっと知りたい!」少しでも興味を持ったら、ぜひ次項以降も読み進めてください。次からは、「日本語教師になるための方法と難易度」について触れます。 日本語教師になるための3つの方法 日本語教師になるためにはどのような条件や資格が求められるのでしょうか。前項でも触れましたが、「日本語教師」は日本のいわゆる「国語の先生」とは異なるため、日本語教師と働くにあたり教員免許は必要ありません。また、日本語教師の国家資格も今現在はないため、日本語教師になるための難易度がすごく高いというわけではありません。(2020年2月時点の情報)。2020年以降、国家資格化する動きもあるようですが、2021年10月現在国家資格化する話はまだ確定した話にはなっていません。  では、誰でも希望すれば日本語教師として働くことができるのでしょうか。もちろん答えは「N O」。特別な資格はないものの、現在以下3つのうちいずれかの条件を満たしていることが求められます。   「日本語教育能力検定試験」に合格する →試験に関しては、次項以降で詳しく触れます。   学士の学位を持ち、文化庁認定の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了する →文化庁国語課に認められた420時間の日本語教育に関する研修「日本語教師養成講座(講座名は各教育機関による)」を教育機関にて受講し、修了すれば日本語教師になることができます。(平成29年8月から国内の日本語学校の新基準が施行され、「文化庁に届出のある教育機関」の講座を修了する必要があるとされています。受講する際はその点の確認を忘れないでください。)   大学または大学院で日本語教育に関する主専攻プログラムか副専攻プログラムのいずれかを修了する →大学や大学院で専門的に日本語を学び、卒業と共に日本語教師として働く資格を得る方法です。 資格は必要なく上記条件3つのうち2つは大学卒業以上の条件になりますが、もちろん大学卒業資格のない人でも日本語教師を目指すことは可能です。その場合は、①の日本語教育能力試験に合格することが条件となりますが、日本語学校によっては大卒以上の学歴を求める場合もあるため、就職活動の際は注意が必要です。  日本語教師は、条件を満たしていれば何歳からでも働くことができるのが大きな魅力でもあります。次項以降で良い詳しく触れますが、「日本語教育能力検定試験」では40代以上の受験者も多く、年齢高くても活躍の場が広がる魅力的な職業なのです。 『日本語能力検定試験』とは 日本語能力検定試験の基本情報 当試験は、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)が実施している日本語や日本語教育に関する知識を問う資格試験です。日本語教師として働く上で必須資格ではありませんが、前項にもあるように、条件の1つに該当します。  試験は年に1回10月に、7都市(北海道、東北(宮城)、関東(東京)、中部(愛知)、近畿(大阪、兵庫)、中国(岡山)、九州(福岡))で実施。受験料は14,500円(税込)です(令和3年実施要項に準ずる)。年齢や学歴による制限はなく、出願すれば誰でも受験できます。 出題範囲と配点について 日本語教育能力検定試験ではどのような内容が出題されるのか詳細を見てみましょう。内容は以下の5分野から出題され、各分野に特化した問題と、分野を横断する内容の問題とが出題されます。 【日本語教育能力検定試験の出題5分野】 社会・文化・地域 →社会・経済・歴史など日本語教育を取り巻く社会全般について 言語と社会 →方言や言語政策など、社会のなかの言語のあり方、社会言語学について 言語と心理 →発達における言葉の習得や、学習の過程での心の変化など心理的な側面について 言語と教育 →授業を準備し、実際に教え、評価するまでに必要な知識について 言語一般 →指導に必要な日本語の文法、意味、日本後の構造や言語学について このように、とにかく出題範囲が広いことが特徴で難易度は決して低くはなく、詳細な知識が求められる試験です。  また試験は「試験Ⅰ(5分野から出題)」「試験Ⅱ(音声、聴解試験)」「試験Ⅲ(分野を横断した応用問題)」の3部構成で、試験Ⅰが100点、試験Ⅱが40点、試験Ⅲが100点の合計240点満点です。合格するためには満点を取るのではなく、試験の出題傾向や内容や分野を絞った学習をすることが近道です。学習方法については、次項以降で詳しく触れますので、参考にしてみてください。  このように、単なる教育の方法だけではなく、日本語の歴史や学習活動の支援に必要な能力、異文化コミュニケーション能力などが出題されます。特に「基礎項目」とされている分野については毎年優先的に出題される傾向があるため、重点的に学習すると良いでしょう。 日本後教育能力検定試験の難易度   では、日本語教育能力検定試験はどのくらいの難易度なのでしょうか。過去の受験者数、合格率は以下の通り。   ●平成29年度:受験者数5,733人/合格者数1,463人(合格率約25.5%)   ●平成30年度:受験者数6,801人/合格者数1,937人(合格率約28.5%)   ●令和元年度 :受験者数9,380人/合格者数2,659人(合格率約28.3%)   ●令和2年度 :受験者数9,033人/合格者数2,613人(合格率約28.9%) (参考:日本語教育能力検定試験応募者・全科目受験者・合格者数推移表) 上記からも分かる通り、合格率は平均26%前後となっています。令和2年度を若干の減少になったものの、2015年以降、応募者数・受験者数・合格者数共に増加しており、日本語教育への需要の高まりが読み取れます。  難易度について公式な合格基準は発表されていないため正確な合格ラインは明示できませんが、合格率からその難易度を測ることはできます。全科目受験者のうち約1/4が合格する資格試験と考えれば、すごく難易度が高いという訳ではありません。学習計画をしっかり立てて進めれば、合格も夢ではないでしょう。とわいえ、前項でも触れた通り出題範囲が多岐に渡り、かつ聴き取り問題等もあるため、確実な勉強量と効率の良い試験対策が必要です。 日本語教育能力検定試験の受験に関するより詳細な数字をまとめた記事もありますので、興味がある方は見てみてください。 また、ここ10年ほどでは合格率が8%前後上昇しています。日本語教師が不足していること、また日本語教師の国家資格化が見込まれることによる需要の増加などが要因とも思われますが、今が合格のチャンスと言えるかもしれません。   低い合格率のわけは? では、なぜ合格率がそう高くないのでしょうか。理由は大きく分けて二つあると言えます。 ひとつは、前述した試験範囲の広さです。学習期間が十分にあっても、あれだけの広範囲を網羅的に学習するのはなかなか難しいものでしょう。 細かい時事問題なども出題されたことがあり、すべてに備えようと思うと対策は容易ではありません。今年度(2022年度)からは試験範囲が改訂される予定ですが、大幅に難易度が変わるということはなさそうです。ただし、過去問演習がどこまで生かせるか分からない分、相対的な難易度は上がると言えるでしょうし、受験者が感じるプレッシャーは前年までの比ではなさそうです。 また、試験範囲の広さにくわえて、ただ暗記すればよいだけではない分野横断的な内容が含まれていることも低い合格率の理由の一つです。 試験Ⅲでは記述問題・分野横断的な問題が課され、思考力が問われることになります。過去問を繰り返し説くことである程度の型が身についたとしても、しっかりとした基礎知識と柔軟な思考力が無ければ対応できないでしょう。 日本語能力検定試験の難しさについて、詳しくはこちら「日本語教育能力検定試験の難易度」もご覧ください。   難易度はそんなに高くない?! おすすめの試験対策と学習方法 「日本語教師養成講座などを受講する」、「通信講座を受講する」、「市販のテキストで独学で頑張る」、試験合格のために考えられる主な勉強法はこの3つ。しかし、「国家資格ではないにしても難易度が高いのでは?」と感じる要因の「出題範囲が多岐に渡る」点をうまく攻略するためにも、闇雲に学習するのではなく、出題範囲を分析した上で学習計画をしっかり立てることがポイントです。 日本語講師養成講座とは別に、日本語教育能力検定試験の対策のための講座が、アークアカデミーを初め、様々な教育機関によって開講されているので、それを受講し長期的に対策することも大切です。 情勢もあり、在宅での受講が可能なコースもありますので、ご自身のライフスタイルや学習スタイルに合わせてもっとも効果が高いものを選びましょう。例えば東京中央日本語学院では、受講者のうち80%以上が日本後教育能力検定試験に合格しています。最終的な結果を決めるのはご自身の努力ですが、どのような講座を選ぶか、はその効率を大きく左右するかもしれません。 もちろん独学で合格している方もたくさんいます。自分の時間に合わせて学習できる反面、学習コントロールを自身で行わなければならなく、難易度は多少上がります。ここでは一例として、多く耳にする学習方法を紹介します。独学で合格するためには『試験日から逆算して学習計画を立てる』ことが重要です。デットラインを明確に意識することで時期別に必要な学習内容や学力を把握することができるからです。それを踏まえた上で、 1.出題範囲の全体の理解 2.各分野の基礎・基本の習得 3.練習問題を解き、問題に慣れる 4.過去問題集を解き、出題傾向を掴む 5.過去問題集を繰り返し解き、苦手分野の把握と克服   もちろんこれは、日本語教育能力検定試験の学習に限ったことではありませんが、資格試験の学習では、過去問題にたくさん触れることでその試験の傾向を掴み、出題の癖に慣れることができます。これをすることによって、資格試験の学習の効率は格段にアップします。もちろん、学習方法には向き不向きがありますから、自分に合わないなぁと思ったり、自分はこういう勉強法を見つけた!などあったらブラッシュアップを繰り返し勉強法として確立してください。 最後に 近年、日本語教育の需要は年々高まり、その条件である日本語教育能力検定試験の受験者も増加しています。母語を日本語としない外国人へ「日本語」を教える責任ある立場になるためですから、国家資格でなくでも決して難易度が低い内容ではありません。しかし、日本語を学びたいと思っているは世界中にたくさんおり、日本語教師の活躍の場はますます増加するでしょう。 コロナ禍の影響で一時的に外国人学生の入国がストップしている部分がありますが、あくまでその影響は一時的なものであり。長期的に見れば外国人学生の数も、日本語教師の需要も増えているのです。 グローバル化が進中で、世界各国の中から日本を選び、日本語を学ぼうとしてくれることは非常に稀有です。そのような学生の期待に応え、言語としての日本語だけでなく、日本文化などの伝達も可能にできるような、見識の深い日本語教師になることが求められているのかもしれません。    

日付2022/10/13/

やりがい

日本語教師の仕事・魅力

日本語教師の仕事内容 日本語教師の仕事内容は 日本語を知らない外国人に日本語をイチから教えることです。 近年、着実に増えている外国人の数。当たり前な話ですが・・・・日本に来る外国人は元々は日本語ではなく中国語・英語・ベトナム語・フランス語などを母国語として流暢に話します。その母国語レベルまでは到達しないまでも、近いレベルまで日本語のトレーニングを続けるのが日本語教師です。 日本語教師として仕事をする条件   「資格があると有利」 日本語教師になるために資格は必ずしも必要ないですが無資格では採用されにくい現状があります。 多くの場合、下記のいずれかの条件が求められます。 ・日本語教育能力検定試験に合格している ・文化庁届出・受理の420時間以上、日本語教師養成講座を受けて修了している ・大学や大学院にて、日本語教育課程を専攻・修了している ・420時間講座相当の通信講座、WEB講座による講座を修了している方 「日本語教師に資格は必要?」などのサイトにも詳しくまとめられています。参考にしてください。   日本語教師の仕事の流れ 「授業の準備」 日本語教師の仕事の流れは、担当する授業が決まったら、その授業を受ける生徒の属性や状況について把握→年齢や国籍、日本語のレベル、現在の生活環境などについて、できる限り理解することで、一人ひとりに合った指導がしやすくなります。 「教案作成」 そして、具体的に教案(授業の内容)を考えていきます。カリキュラムを組み立て、授業のたびに日本語の理解が深まり、スキルアップできるようなものにします。 「実際の授業」 日本語授業では、事前に考えた教案に基づいて指導を進めていきます。日本語教師によって様々ですが、理解度をアップさせるため、テストを実施したり、宿題や課題を出したりすることもあります。 「授業後フォロー」 授業が終わると、日本語教師はテストの採点や宿題のチェックなどをし、生徒が正しく授業を理解できているかを改めて確認したり、個別で生徒からの学習・進路相談や生活上の悩みなどにのったりすることもあります。 このように、日本語教師は、授業そのものの時間以外にやるべきこともたくさんあります。 日本語教師の仕事内容については、「日本語教師の仕事とは」にも詳しくまとめられています。   日本語教師と関連した仕事 留学生に向けた分野や商習慣、簿記や会計、英語圏ではない学生に英語など 他の語学を教える教師も関連しています。日本語教師が兼務している場合もあります。 近い分野としては国語教師だと思う方も多いと思いますが、大きく違います。 日本語教師と国語教師の違い 日本語教師と似たような職業として捉えられることがあるのが、国語教師です。 どちらも「日本語を扱う」という点では共通していますが、両者には大きな違いがあります。そのひとつは、日本語教師が外国人のような日本語を母国語としない人に対して日本語を教えるのに対し、国語教師は基本的には日本人に対して、国語の能力を高めるための指導を行っていくことです。 日本語教師と国語教師の違いは「日本語教師の仕事内容」も参考にしてください。   日本語教師は、おもに民間の日本語学校・スクールで「日本語を勉強したい」と考える生徒にトレーニングをすることがメインの仕事です。 日本は魅力がある国なのか 日本語教師の仕事背景には外国人がいることが条件です。 そもそも日本にくる外国人は日本に目的や魅力があるから来日します。 魅力がない国にはこないでしょう。日本に魅力を感じる観点も、日本にくる目的や年齢もさまざま。例えば、日本の文化(アニメや伝統工芸)に魅力があると感じる、日本が住みやすい環境だと思っている、日本で仕事をして、高い年収を得られると思い、そこに魅力を感じる人など。挙げればきりがないかもしれません。いずれにしても、日本に魅力があると感じていることには間違いありません。英語圏でもなく、中国語など世界シェアが高い言語を使う国ではないにもかかわらず魅力があると思ってきてくれている方が多い以上、日本は魅力がある国だと言えます。 「日本語教師とは?」でも触れられている通り、在留外国人は年々増加傾向にあります。新型コロナ禍の影響で留学生の入学がストップしたこともありますが、長い目で見れば日本語を学ぶ外国人は増えていると言って良いでしょう。日本語教師は、彼らと日本のコミュニティや文化をつなぐやりがいのある職であるというだけでなく、将来的な需要の高い職でもあるということができるでしょう。   『日本語教師の魅力』 ・成長の瞬間に立ち会える 「わからない」が「わかる」、「できない」が「できる」に変わる瞬間に立ち会えるのが、日本語教師の仕事の最大の醍醐味です。 ・経験が生かせる 日本語を勉強しようという人は、十人十色です。年齢も経歴も趣味も到達目標も、「いろいろ」ですから、日本語教師は学習者のタイプに合わせて、あなたが今まで経験してきたことを総動員して、授業を組み立てていくのです。 ・視野・世界が広がる 日本語教師には、いろんな知識や情報が必要です。政治、経済、社会、歴史、芸能、芸術、科学技術、世の中のすべてが教材になりうる仕事です。魅力的ながある授業を作っていこうとするには教師自身の成長が欠かせません。ですから、日本語教師をしていると必然的に自分自身の世界が広がっていくのです。詳しくは「日本語教師の魅力とは」も参照してください。 また、日本語教師として自ら身につけようとする知識だけでなく、授業や生徒との関わりを通じて得るものも大きいでしょう。日本にやってきた海外からの学生の日本についての素朴な疑問や意見が、あなたの思っても見なかった日本の姿を見せてくれることもあるかもしれません。「日本語教師ってどんな仕事? 第8回 日本語教師の魅力って? 〜その1〜」でも触れられている通り、人と人との関わりの中で、一方通行では無いやりとりが発生するのも日本語教師という仕事の魅力の一つです。 ・具体的な事例・日本語教師のコメント 「日本語教師のやりがいを聞いてみよう」や、「日本語教育の楽しさを多くの人に伝えたい」など、現役日本語教師の声を集めたサイトもあります。 日本語教師が実際の仕事で感じた事やエピソード、魅力があると思う点、失敗例 など参考になります。モチベーションのなどの基本的なところだけでなく、実際に日本語教師として働く中で身につけた様々な知見についても触れることができます。 高嶋 幸太(Takashima Kota)|note など、日本語教育に携わる方の個人ブログを読んでみるのも、赤裸々な意見や率直な考え方に触れる良い機会になるでしょう。   『日本語教師の仕事への適性』 日本語教師はどんな人が向いているのか 「人に教えることが好きな人」 人に教えることに魅力を感じるヒトや、生徒の成長を見ることが好きなヒトは、日本語教師に向いています。基本的に生徒は中国語やベトナム語など外国語を母国語とする外国人なので、丁寧に説明したつもりでも、必ず理解してもらえるとは限りません。そのため、根気よく教えられることも大切です。 「コミュニケーションを積極的にとれる人」 日本語教師は多くの生徒に目を配り、指導していく必要があります。年齢や国籍問わず、積極的にコミュニケーションしながらトレーニングしていくことが必要です。 「日本の歴史や文化、習慣を伝えられる人」 日本の歴史や文化、習慣について教えるのも大事な役目です。日本の文化や歴史に対する関心が高い人や、豊富な知識を持っている人は、日本語教師としての仕事にも楽しみながら取り組んでいけます。 例えば、海外からの留学生は、日本に多かれ少なかれ興味をもって留学先に日本を選んでいることでしょう。日本語を教えてくれる先生は、同時に最も身近な日本で暮らす先輩であり、日本について聞きたいこともあると思います。そんな時に質問に答えて上げられれば、生徒との距離も縮まるでしょう。「日本語教師の仕事内容や働き方を徹底解説! - SenSee Media」でも、異文化・日本文化に興味があることを、日本語教師の適性の一つとして紹介しています。   「異文化や異なる価値観を受け入れられる人」 日本語学校では英語・中国語・ベトナム語・フランス語やロシア語など、さまざまな言葉を話す生徒たちがいます。異なる価値観も受け入れられる包容力が欠かせません。世界の歴史や文化、経済に関心を向けることや年齢・世代に関わらず関心をもつことが大切です。日本語教師には積極的に学ぼうとする姿勢も必要になるでしょう。 「日本語教師になるには?仕事内容や働く魅力・目指す方法まで詳しく解説」も合わせてご確認ください。   もちろん、このような適性だけでなく、日本語教師として働くには資格取得などの要件を満たす必要があります。   ①日本語教師養成講座の修了 ②日本語教育能力検定試験の合格 ③大学での日本語教育の履修   のいずれかを目指すことになるでしょう。日本語教師としての素養を身につけつつ、これらの要件を満たすことも考えなければなりません。詳しくは 「日本語教師ナビ」こちらも合わせてご覧ください。日本語教師養成講座の紹介もあります。独学が不安な方はこうした講座に頼るのも良いでしょう。日本語教師養成講座は「東洋言語学院」をはじめとする様々な機関が提供しています。ご自分で調べてみてください。   『日本語教師の仕事 気になる給与・報酬』 ・勤務地・雇用形態により違う 「日本語学校常勤講師」 日本の日本語教師で学校に常勤として働く場合 年収は300~400万程だと言われています。 「非常勤講師」 授業1コマで1500円~2000円程が一般的のようです。 「常勤・非常勤で収入に差」 国内の日本語学校においては、大半が非常勤講師として働いており、自分が担当する授業のコマ数によって収入が変わってきます。授業1コマで1500~2000円程度が相場のようですが、1週間のうちに勤務する日程・時間などは人によって異なるので、収入もばらつきがあります。また、学校によって夏休みなど授業がない期間もあるので注意が必要です。なかには「非常勤講師だけでは生活が大変」と、いくつかの日本語学校の非常勤講師をかけもちしたり、非常勤講師以外にも個人レッスンを行ったりして、収入を得ている人もいます。授業の準備やテストの採点など授業時間以外に働くことも多くあり、学校によってはその時間について一定の手当を支給するところもあるようです。また、経験年数や実績によって給料設定が上がる学校もあります。非常勤講師としてスタートしても、担当授業の数を増やしていったり、キャリアを積んでいったりすることで、常勤講師を目指せるでしょう。 常勤講師の場合、年収はだいたい300~400万円という人が多いようです。 ・その他 大学勤務や海外勤務 日本の大学に勤務する場合、その学校の規定に沿って給与が支払われます。 日本語教師の中では比較的給与水準が高い傾向にあります。 ただ、大学で働くためには修士や博士の学位や日本語教師としての経験などが求められるほか、採用枠も少ないため、就職は狭き門となります。 海外では国や施設によって差がありますが、求人情報サイトなどの情報では、多くの場合が「その国での生活には困らない給与」とされています。 大学などの場合は、寮などの住居の提供、電気・ガス・水道代の支給、年に1回帰国にかかる交通費の支給といった待遇面が充実しているケースが多いようです。また、夏休みや冬休みも給料が支給される学校もあります。 給与面での待遇については「日本語教師の気になる?年収・給料・収入【スタディサプリ 進路】」なども参考にしてください。 また、少し特殊な例ではありますが、「日本語教師の先生」、つまり日本語教師を養成するための先生になる、という選択肢もあります。こちらは日本語教師としての経験を積んでからのキャリアプランになりますが、そういう道もあると覚えておくのもよいでしょう。 当サイト(ラングジョブ)でも、こうした少々特殊な求人も取り扱っています。現在海外勤務の求人はあまり扱っていませんが、大学、短大などの講師を目指す方はこちらを合わせてご覧ください。  ここまで見てきたとおり、ひとくちに日本語教師といってもその職業選択は様々です。日本語教師を始めたばかりの方から経験を積まれた方、英語力などその他のスキルをお持ちの方まで、働き方は無限に広がっています。日本語教師の魅力もまた、その分広大に拓けているといえるでしょう。

日付2022/10/13/

資格

日本語教師に必要な資格は?〜難易度・合格率の実情〜

●日本語教師になる方法  日本語教師は非常に魅力のある仕事です。それだけでなく、需要も増えている職業であるともいえるでしょう。「日本語教師とは? 日本語教師になる方法」によれば、コロナ禍による一時的な影響をのぞいて在留外国人は年々増え続けており、日本語学習者大まかに右肩上がりの推移を描いています。  ただし、あらゆる場面において、誰かに何かを教えるという行為は、決して簡単なものではありません。  その中でも、母国語が異なる外国人に対して日本語を教える日本語教師の仕事は、難易度の高い職業だと感じる人もいることでしょう。  しかし「誰だって合格できる?!日本語教育能力試験」にも記載されているように、下記条件のいずれかを満たしていれば、誰でも日本語教師になることができます。 大学で日本語教育の主専攻または副専攻を修了する 日本語教師養成講座420時間コースを修了する 日本語教育能力検定試験に合格する  これから日本語教師として働くことを目指している人は、まずどの条件が最も自分に適しているかを吟味してみましょう。 ●国家資格・公的資格・民間資格の違い 国家資格  国家資格とは、国が認めた資格のことを指します。  特定の職業に就くことを許可された資格で、さらに次の3つに分類されます。 業務独占資格 国家資格を取得していなければ、業務を行うことができない。 名称独占資格 国家資格を保有していなければ、職業として名乗ることができない。 必置資格 特定の事業を行う際に、企業や事業所に有資格者を設置しなければならない。  難易度が非常に高い職業としては、医師・税理士・公認会計士などが有名ですが、中には高校生や大学生でも取れるような、難易度が高くないものもあります。 公的資格  公的資格とは、文部科学省・経済産業省などの官庁・大臣が認定している資格で、民間団体・公益法人が実施しています。  また、商工会議所や地方自治体が主催している資格も公的資格となり、例としては英語検定や色彩検定、日商簿記検定などが挙げられます。 民間資格  民間資格とは、民間団体や企業が独自の審査基準を設けて、任意で認定する資格のことを指します。  法律で定められた資格ではないため、通信講座で手軽に取得できるものを含め、実に様々な種類の資格が存在します。  そのため、資格取得しても社会的評価を得られないものも多くありますが、MOSやパソコン検定など、就職活動や転職活動のために取得する人も少なくないようです。  また、仕事だけではなく、毎日の生活をより充実させるために、趣味やお稽古感覚で楽しむ人も多くいます。  また、後述する「日本語教育能力検定試験」は、この民間資格に当たります。 ▽国家資格と公的資格と民間資格の違いって?どんな資格があるの? ●日本語教育能力検定試験とは 日本語教育能力検定試験の概要  日本語教育能力検定試験はJESS(日本国際教育支援協会)が主催する資格試験で、日本語教師として必要な基礎能力があるかどうか確認することを目的としています。  受験資格に制限はないため、日本語教師を目指す人であれば誰でも受験できます。  試験内容としては「日本語教育能力検定試験の内容」にも記載があるように、次の3つの試験で構成されています。 科目 回答時間 配点 内容 試験I 90分 100点 日本語教育の実践に繋がる基礎的な知識 試験II 30分 40点 試験IおよびⅢについて音声を媒体とした出題形式 試験Ⅲ 120分 100点 現場対応能力に繋がる問題解決能力    出題範囲に関しては「令和3年度日本語教育能力検定試験実施要項」より、かなり主要項目が細分化されているため、難易度が高く感じる方もいるかもしれません。  しかし、近年は合格率も上昇しているため、独学でもしっかりと勉強していれば、決して難しい道ではないでしょう。 日本語教育能力検定試験の合格率  「日本語能力検定試験合格率の推移」のグラフによると、受験者数の増加に伴い、合格率も上昇傾向にあることが分かります。  受験者数は平成23年度から平成26年にかけて減少傾向にありましたが、平成27年度から徐々に増加し、令和に入ると一気に9400人を突破しています。  合格率も平成27年度から徐々に上昇し、令和2年度に関しては過去最高の28.9%を記録しました。「資格の王道:日本語教育能力検定」でも、近年の合格率は約30%ほどと紹介されています。やや低く感じるかもしれませんが、日本語教師を目指す人が増えたと共に、受験者の合格率も上昇傾向にあることから、資格の難易度に対して少し安心感を覚えた人もいるのではないでしょうか。 しかし、なぜ日本語能力検定試験の合格率は低いのでしょうか。 一つには、試験自体の難しさがあるでしょう。 日本語能力検定試験の試験範囲は、「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」の5つの区分に分かれており、広範で詳細な知識が求められます。独学での合格は困難だ、という人もいるほどです。 ただし、同じく日本語教師になるための要件の一つである日本語教師養成講座の受講が420時間を要することを考えると、同程度の時間を勉強に費やすとしたらそこまで高いハードルではないと言えるかもしれません。 もう一つは、これは当たり前のことですが、一年に一回しか機会がない、という点です。年に何回も受けることが出来れば、一度駄目でもまた次の試験、という風に切り替えていけるでしょう。しかし、年に一回となるとモチベーションを保つのが難しく、またその間の生活基盤を維持するのも大変です。 故に、「合格するまでチャレンジし続ける」のは少し難しいのかもしれません。その間他の仕事についていたり学校に通っていたりするのなら、勉強時間をしっかり確保するのはさらに困難でしょう。そういった点で、「機会が少ない」というのは日本語教育能力検定試験の難易度をあげるのに一役買っているのかもしれません。 日本語教育能力検定試験の難易度について、詳しくは「日本語教師になる為の検定の難易度と合格率」や「日本語教師の資格取得の難易度は?」などのサイト様も合わせてご覧ください。  とはいえ、日本語教師になるにはしっかりとした受験対策が必要です。資格取得の難易度にこだわらず、コツコツと努力を重ねることが先決と言えます。  積み重ねた努力は、後述する「試験に合格したあとの学習」にも生かせるでしょう。   日本語教育能力検定試験の日程      日本語教育能力検定試験は毎年10月に開催されており、年に一度しか開催されません。  また、試験は全国7都市(札幌・仙台・東京・愛知・大阪・広島・福岡)で行われ、税込14,500円の受験料が発生します。(※2021年9月現在)  日本語教育能力検定試験の日程は「日本語教育能力検定試験」よりご確認ください。  なお「【2021年最新】日本語能力検定試験とは?お役立ち情報まとめ」では、願書の提出期間や入手方法の詳細が記載されています。 ●一発合格するための勉強方法 長期的な学習計画  「【日本語教育能力検定試験の難易度について②】試験合格に必要な勉強時間は?」でも述べられているように、一般的には半年以上の期間が必要と言われていますが、これは本当に人によって異なります。  その理由としては、日本語教育について全くの初心者の人もいれば、既に何らかの形で日本語教育に携わっている人もいるため、必要な勉強量に差が生まれるからです。  社会人として働いている人は、特に勉強時間の確保が難しいかもしれませんが、「「日本語教育能力検定試験」の勉強方法 計画的な勉強」では、仕事をしながら検定試験の合格を目指す場合のスケジュール例が紹介されているため、是非ご参考ください。 過去問を解く  日本語教師になるための資格や試験の難易度に関わらず、過去問による試験対策は大変重要です。  「日本語教育能力検定試験を知る(4)問題数と回答時間」によると、例年マークシートの問題は全部で220問。  試験Ⅲでは記述問題もありますが、回答時間は全体で220分のため、1問に対してあまり多くの時間は掛けられないことが分かります。  勉強内容を頭に入れることはもちろん大切ですが、事前に模擬試験を重ねることで、本番のテスト形式に慣れておく必要があります。  試験内容の難易度が大きく変わることはあまり考えられないため、当日100%の力で臨むためにも、過去問はしっかり解いておきましょう。  なお「【日本語教師の試験は難易度高め?勉強のポイント3つ】1:過去問を解く」より、日本語教育能力検定試験の問題は書店やインターネットで簡単に購入できます。  テキストを解いたら試験までのんびりと構えるのではなく、解説を含めて理解力を深めていきましょう。 苦手分野の自己分析  「令和3年度日本語教育能力検定試験実施要項」からも分かるように、日本語教師になるための勉強量は膨大です。  そのため、難易度の高い問題も含め、限られた時間の中で効率よく吸収する必要があります。  これはどの資格にも共通して言えることではありますが、過去問を解いていくと、苦手な分野やスムーズに解けない問題が自ずと把握できるようになります。  聞き取りや記述式の問題が苦手な人は「【にほんご日和】苦手分野の把握と克服」を参考に、自己分析をしっかり行った上で万全に対策を練りましょう。 独学で勉強される場合には、参考書を使用するのもおすすめです。日本語教育を行うための書籍だけでなく、日本語教育能力検定試験合格のための書籍もたくさん存在しています。教師用の参考書を活用して学習に励みましょう。   ●日本語教師養成講座  日本語教育能力試験を受けるに当たり、必ずしも専門学校や通信教育で学ぶ必要はありません。  しかし、中には自分ひとりで勉強することに不安を覚えたり、疑問点が出た場合に誰にも相談できないことでストレスを抱えたりする人もいると思います。  その場合は「ヒューマンアカデミー」「TCJ日本語教師養成講座」「生涯学習のユーキャン」「ニューヨークアカデミー」「アークアカデミー」などの養成講座や養成学校を利用するのもおすすめです。  自分の学習スタイルに合わせて勉強に行き詰まらない方法を見つけ、ストレスなく知識を身に付ける環境を整えましょう。   ●合格したあとは? ・日本語教育能力  日本語教育能力試験に合格したら、すぐに日本語教師として働くことができうrのでしょうか? 残念ながら、そうでは無い場合の方が多いでしょう。資格を持っていることと、実際に教えることができるのは別です。「誰だって合格できる?! 日本語教育能力検定試験」でも、検定試験合格後の学習の必要性が説かれています。   ●まとめ 日本語教育能力検定試験の難易度  日本語教育能力検定試験は出題範囲が広く、年に一度しか開催されないため、他の条件に比べると、難易度は少し高いかもしれません。  しかし、自分自身と向き合って知識を深めることができるため、確実に力をつけることができるでしょう。  また、独学が難しければ養成講座や養成学校もあるため、自分に合った勉強方法を見つけることができます。  資格取得は日本語教師になるための通過点に過ぎませんが、決して無駄な時間にはなりません。  実際に検定試験に合格した方も「日本語教育能力検定は難しい?難易度・合格率を徹底解説」で述べているように、資格取得のために勉強した内容は日本語教師として働くために有益な知識ばかりです。  年々合格率も上昇しており、独学で取得している人も多くいるため、資格の難易度に対してあまり身構える必要はないでしょう。 日本語教師の仕事における難易度  近年日本語教師はじわじわと人気になりつつある職業の一つですが、求人募集ではまだまだボランティアや非常勤講師が目立っています。  日本語教師の就業実態に関しては「87.7%はボランティアか非常勤、常勤は12.2%という現実」でも厳しく言及されており、低収入の問題についても触れています。  また、「日本語教師の資格や養成に関する課題」でも指摘されているように、教師によって日本語教育に差があると言われることも少なくありません。  よって日本語教師になるまでの難易度はそれほど高くありませんが、日本語教師として働き始めると、苦労を感じる人も多くいることでしょう。  しかし、アメリカやオーストラリア、アジア圏などの海外で働いたり、オンライン講座で副業として収入を得たり、日本語教師としての働き方は多岐に渡ります。  そのため、新しい世界に飛び込みたい人や、国籍を問わず多くの人と関わりたい人にとっては、正に天職と言えるでしょう。  失敗を重ねながらも自分の中の理想とする日本語教師を描いて突き進めば、きっと明るい未来に近づくことができるはずです。

日付2022/10/13/

英語

日本語教師に英語力は必要だろうか?

結論:英語力はあったほうがもちろん便利 英語ができることのメリット  日本語教師を仕事にするなら英語力は必要ないという意見はあります。それは日本語教師のほとんどが日本で仕事をしているからです。というのも、日本語を教えるときはほとんど「直接法」といって日本語を日本語で教えます。 日本で日本語教師をするし、日本語だけで教えたいので英語力なんていらない、 日本語教師は英語力は必要?と思った方、少し考え直してみてください。  私は英語力はあったほうがいいと非常に強く考えています。もちろん必須項目ではありませんので、ないからといって日本語教師失格とは言いません。 英語のスキルは必要・あったほうがいい理由は以下の通りです。 ①語学を習得する大変さを知ることができるので、学習者の目線に立った指導ができる  教育者自身が母語以外の語学を学ぶことで、学習者がつまづくポイント、さらにはわかりやすい教え方まで知るヒントになります。ですので教育者として、学習者の立場に立った視点があるかないかは授業進行で大きな差に繋がりかねません。  特に授業中に出る学習者からのバリエーション豊かな質問は、語学を教える立場しか知らない人間よりも語学を学んだことのある人間のほうがよりわかりやすく解答ができるように思います。 ②学生とコミュニケーションがとりやすい  これは一概には言えませんが、学習者が英語圏出身の場合や学習者自身が英語をある程度学んでいれば「日本語+英語」でコミュニケーションをとることができます。  授業の進め方が「間接法」であれば英語やほかの言語を用いて日本語を教える場面も十分あります。  例えば英語ではないですが、私の場合面接を控えたベトナム学生の方にベトナム語で「Cốlên!(頑張って!)」というだけで、表情が明るくなりとても親しみやすくなったようでよく話をしてくれるようになりました。  英語の能力だけでなく様々な国に合わせた言語を単語一つでも知っておくだけで、ぐっと学習者との距離が近くなります。 ③働く場所が広がる  日本語教師の働く場所は多くの場合「日本語学校」だと思います。また、世間一般的にも日本語教師は日本語学校で働くイメージもあります。  しかし、日本語教師の働く先は日本語学校だけではなく様々な教育現場が広がっています。 例えば、英語と日本語両方の教師の資格をとっている場合の働き方について、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。 他にも、 ◆外国語学校やインターナショナルスクール(外国人が増えているので必然的に外国人国籍の子供も増えており、今後も需要は上がってくるでしょう) ◆日本にある米軍基地(実際に求人も出ているのを見たことがあります) ◆オンラインレッスン(コロナ禍でオンライン授業やレッスンがコロナ以前より多くなっています) ◆海外の日本語学校や企業にて講師勤務 など、英語力を身につける、英語教師としての資格をとることで働く場所は無限に広がります。資格を生かして英語教師として働く道を考えるのも良いでしょう。 いま挙げたほかにも日本語教師が活躍できる場は広がっています。 日本語学校というくくりで言うとコロナの影響で生徒数が少なくなり、 非常勤講師が働けなくなっておりますが、その分オンライン授業やレッスンが増えて稼いでいる講師もいます。 オンラインでは本当の意味で垣根なくレッスンができるので、人種のバリエーションが多いです。 もちろん、日本語学習者たちがみな英語を母語としていたり、得意としたりしているわけではありません。むしろ、英語圏出身の日本語学習者は少数派と言えるでしょう。ですから、間接法で教えようとすると、ベトナム語、インドネシア語、中国語......など、むしろ英語以外の語学力が必要になってくる場合があるかもしれません。 日本語教師に英語力が必要な場合と不要な場合はもちろんあります。 しかし英語ができる、というだけでいろいろな可能性が広がっていくので勉強しない手はないと思います。 実際に、文化庁の基準でも、専門家としての日本語教師には日本語以外の様々な言語文化に対して通じていることや、グローバルな視座をもつことが求められています。前述したように、英語だけが全てではありませんが、公的な文書で使われることも多い英語を身につけておくことで、アクセスできる情報が増えることは確かです。自分の世界を広げ、それを教育に生かす、といった意味でも、英語ができて悪いことはないでしょう。 英語力が必要なのかどうか、日本語教師の英語力について書かれたこちらのサイトや、こちらのサイトもご覧になってください。海外で働くことを考えている場合には、こちらのサイトもおすすめです。 私は英語ができないから、日本語教師になれない! ということではありませんので、英語力がない人でも諦めないでください。 では一体どれくらいの英語力が必要なのでしょうか 英語力があったほうがいい、ということはわかっていただけたと思います。 では実際日本語教師にとって英語力はどれくらい必要だと考えますか? 世間一般に履歴書に英語スキルを書くにはTOEIC700~750点以上、英検は準1級以上とも言われております。しかし日本語教師に必要な英語力というのは、一様にここまで!ということは言えません。なぜなら、先ほどにもあったように日本語教師が働く場所は多種多様だからです。 日本国内の日本語学校で働く場合、「直接法」で教える場合、英語力はコミュニケーションや挨拶ができる程度でも問題ないと思います。 ですが、もし英語圏や英語のスキルが高い学習者に教える場合や、海外で日本語を教える場合はコミュニケーション以上の英語力が必要になります。 新しい文型の導入や文法・用法の説明まで英語でする方が、学習者の日本語理解も深まります。 また、海外で日本語教師を採用する場合は英語レベル~~以上という記載はほぼ確実にあります。ですのでTOEIC700~750点以上、英検は準1級以上はあくまで目安ですが、海外で働く場合はこれくらいはとっておいた方がいいといえるでしょう。 オンラインでレッスンをする場合でも英語を交えることで理解速度も早まる場合がありますので、文型・文法・用法・簡単な語彙などを説明できるような英語力があるほうがいいです。 もちろんこの英語力が就職活動時のアピールポイントにもなります。 いまから日本語教師を目指す方は英語スキルを高めておいて損はありません。 日本にいるなら全く英語力は必要ない!と言い切るサイトもありますが、みなさんが働く場所に合せて必要な英語力レベルがどれくらい必要か考えてみてください。 おすすめの英語学習方法 英語を今から学習するのは面倒だなーと思った方、英語を学んでいたのなんて数十年前だよという方もいるかもしれません。 そんなみなさんに朗報です。 英語の学習方法は日々更新されています。 いまではスマホを使って簡単に学習を積み重ねることができます。 YouTubeを使用してリスニング、アプリを使って語彙文法学習などスマホ一つで英語力を上げることができます。 私が特におすすめなのは、「TED Talk」というアプリです。 もとはアメリカのプレゼンテーション企画で、サイトなどで動画を観ることができました。 TED TEDは世界中の有名学者や企業家などが英語でプレゼンテーションを行います。 字幕表示や翻訳表示に対応しており、アプリによっては選んだプレゼンテーションからクイズ形式で英語の学習ができるものもあります。 日本語教師におすすめの学習方法としては、HellotalkやTandemなどのアプリを用いて日本語話者以外の人と語学を教えあうのがおすすめです。 相互学習を目的としたアプリで、気軽に英語話者やその他の言語学習者と繋がることができます。 語学の学習方法には昔から様々なものがありますが、やはり誰かと一緒に学び日々使っていくことが習得への道だと思います。 実際私は多くの外国人学生と接する機会がありますが、日常的に日本語を使用しているか否かは日本語レベルに大きく起因していると感じています。 学校や家で学ぶだけでは高いレベルの言語を習得できず、余計に自信を失ってしまいかねません。外国人学生をみていてもそれは強く感じます。 日本語教師には英語の能力は必ずしも必要ないかもしれませんが、語学を学ぶ方法や大変さ、伝えるときの緊張感や恥ずかしさは経験しておいた方がより学習者の心に近づけます。 ですので、いま自分の英語力に自信がなくても日本語教師を目指す方、すでに日本語教師をされている方には是非、英語だけでなく興味のある言語に少しでも触れていただきたいなと思っています。   より実践的に英語を学ぶ機会として、英語を使う生活を送る、というものがあります。英語圏に留学したり、あるいは日本国内でもインターナショナルスクールや海外風土の企業のような、英語がなかば公用語になっている環境に身を置いたり、などと言った方法があるでしょうか。 英語力を向上するためだけにこうした方法をとるのは、費用面でも時間面でも少し難しいですよね。しかし、日本語教師を目指す人ならではの方法が一つあります。 それは、「英語圏で日本語講師養成講座を受講すること」です。 実は、日本語教師養成講座が開講されているのは日本国内だけではありません。英語圏で開講されている日本語教師養成講座を受講することで、日本語教師として働く要件を満たすのと同時に英語力を向上させることができます。 英語の授業が開講されているわけではありませんが、英語圏で暮らすことで半ば強制的に英語を使う機会が増え、自然と英語力が向上していくでしょう。 例えばオーストラリアで開講されている「講座の特徴 | JAPANEASY」こちらの講座では、英語圏で採用されている間接法での教授法も習得することができ、かつ英語圏であることで英語力の向上も見込めます。 また、併設された日本語学校ではオーストラリアの学生だけでなく、ヨーロッパ、アジアなど様々な地域からの日本語学習者が学んでいます。多様なバックグラウンドをもつ学生たちと交流することで、多文化について、異国語を学ぶということについての造詣も深まるでしょう。   また現在、「日本語で日本語を学ぶ」という入り口で挫折してしまう多くの英語話者、英語理解者へとアプローチするため、世界に通用する『国際日本語コーチ』を育成する、という講座も始まっています。 日本の文化を愛し、学ぼうとしてくれている外国人は依然として存在します。そうしたニーズに答えられる日本語教師の需要は、これから高まっていくのではないでしょうか。 日本語教師にインタビューし、「英語力が必要か」という内容も盛り込んだものを記事にまとめたサイトもあります。 また、「にほんむら」という日本語教育界では有名なサイトでは様々なアンケート調査が行われており、「日本語教師に外国語学習は必要か?」というアンケートもありますのでご参考ください。   終わりに 現在日本語教師の必須スキルとして、英語は入っておりません。 しかし、多種多様な人種を相手にする職を選ぶのであれば「英語力」は切っても切れない関係のように思います。 学習者の母国で英語が主力ではなかったとしても、学校で学んでいることは多いです。ですので、簡単な語彙の日本語や英語で意思疎通を図ることもできます。 もちろん、イントネーションや国訛りの英語で混乱を招くこともありますが、そこも含めて「語学」というものに面白味があると思います。

全48件 11〜20件を表示

日本語教師転職会員登録